日々の泡。

popholic diary

心の半分

昨日から始まったNHK楳図かずおの4コマ漫画入門」に注目。楳図かずお、4コマのイメージないけどな。生徒は進行役の松本明子に、シャ乱Qのまこと。…名前だけでキャスティングされとる!
で金曜。なんだか嫌な気持になるよなニュースばかりでうんざりするな。近所を一回りして通勤。事務仕事をひたすら片付ける一日。昼は日清どん兵衛山城新伍も川谷拓三ももういない。
帰りに紀伊国屋に寄り道。週一回は本屋行かないとな。ブラマヨ特集の「splash!」誌は悩んだ末、立ち読みで済まし、吉田豪「豪さんのポッド〜吉田豪サブカル交遊録〜」購入。最後のサブカル世代っすから。
帰りも1時間かけて路地をあちこち覗いて帰宅。もしも願いが叶うなら。チビにもう一度会いたい。
ここんとこ聴いてた音楽の話を駆け足で。
まずは原田知世「eyja」。前作に続いて伊藤ゴロー氏のプロデュース。最初に聴いた時、ふと頭に浮かんだのは92年の「GARDEN」。慶一さんのプロデュース作。あれはミュージシャン・原田知世の最初の一歩だった。静かで穏やかだが、どこか厳しさがある。その微笑みの奥には闇を恐れぬ強さがある。あれから様々な音楽の冒険があって、彼女の音楽はより深く豊かになった。でもその真中にある音楽の核は「GARDEN」と変わらない。その微笑みはより美しく穏やかだが、やはりその奥には揺るぎない強さがあるのだ。庭に蒔かれた音楽の種は根を張り大きく育ち、やがて島を覆った。なんてことを思う。余談だが、前にちらと25年憧れた某シンガーさんとお会いしたと書いたのは、まぁもちろん知世さんなんだけど、その時「“GARDEN”を思い出しました。庭が島(eyja)にまでなったんですね」なんてことをお話したら、ニコっと微笑んで「慶一さんに伝えておきますネ」と仰せられたのであった。あ〜(以下自粛)

eyja

eyja

それから馬の骨「River」。これ、名盤じゃないの。なんでもない男の光と影。土の匂いのする音と歌心。生活者の等身大のブルース。胸の奥のロックンロール。共鳴する部分があるな。
River(初回限定盤)(DVD付)

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そしてPort Of Notes「Luminous Halo」。これまたいい。畠山美由紀嬢の歌声はより深みを増したよう。言葉がストンと落ちてくる。なぜだか晴れやかな気持になる。冬の日差しのような音楽。
Luminous Halo(ルミナス・ヘイロー)〜燦然と輝く光彩〜

Luminous Halo(ルミナス・ヘイロー)〜燦然と輝く光彩〜

おっとドラマ「深夜食堂」には岩松了あがた森魚!あがたさんの映画、滋賀でやってくんないかな。