日々の泡。

popholic diary

ワールドランゲージ

今日もいい天気。少し早起き。カーテンを開けて猫と一緒にボケーッと。でぶらぶら歩いて行く先は…映画館。ダニー・ボイル監督「スラムドッグ$ミリオネア」観る。
青年・ジャマールは警察で激しい拷問を受けていた。彼はクイズショー「スラムドッグ$ミリオネア」に出演し後1問で最高額2000万ルピーを手にするところまで勝ち進んでいた。スラム街出身の彼がそこまで勝ち進めたのはインチキに違いないと警察に突き出されたジャマール。そしてそこでなぜ彼が問題に答えることができたのかが語られていく。それはあまりに苛酷な人生だった-ってなお話。イギリス人監督がインドを舞台にインド人の役者で撮ったアメリカ映画。とにかく熱量が凄い。溢れかえる熱気。クイズと回想される人生がシンクロしながら、ラストまで一気に走りぬけるあっという間の2時間。グイッと強引にストーリーに引っ張り込む力強さがあって、さすがにおもしろい。最高も最低も善も悪も愛も希望も罪も罰も全部がごった煮になってグツグツと沸騰してる。ほろ苦さを残しつつ、大団円を迎えるラストも気持ちいい。映画観たなぁって気分になるね。