日々の泡。

popholic diary

冬の街は

今日も更新して見る。しかし毎日更新を実験的にやってみてわかったことは文章力ががた落ちであるということだ。前はもっと思うように書けてたような気がするが、なんだかリズムが生まれてこない。
まぁいい。それじゃ今日は手抜きで映画覚書だ。

そんなことより今日は映画を一本。「映画と恋とウディ・アレン」。ウディ・アレンの映画を最初に見たのは10代の頃だった。「カイロの紫のバラ」。ウディ・アレンを好きになった映画であると同時に、映画を好きになった映画だ。

「映画と恋とウディ・アレン」。映画監督になる前のウディ・アレンがまさに才気走ったコメディアンって感じでえらくかっこよかった。テレビのトークショーで百発百中で笑いをとってくとことか。あとやっぱりダイアン・キートンのコメントが良かったなぁ。

「映画と恋とウディ・アレン」。ミアファローとの修羅場真っ最中に映画を撮り続けてた裏話も凄い。「誘惑のアフロディーテ」のミラ・ソルヴィーノがちょっとおばさんになってて軽くショック。ってまぁ16年前の映画だもんなぁ

大学生の頃、駅前のレンタルビデオ屋の「ウディ・アレン」コーナーのビデオを片っ端から観たもんだ。いかにもって感じだけど。

今日も映画を一本。ウディ・アレン監督「恋のロンドン狂騒曲」観てきた。まさにウディ・アレン印な傑作!ある老夫婦とその娘夫婦。二組の夫婦がおりなす恋のから騒ぎ。悲劇としか言いようのない喜劇、あるいは喜劇としか言いようのない悲劇。おもしろかった!

「恋のロンドン狂騒曲」。ロマンティックな恋の瞬間とその後の悲劇、テンポ良く交わされる皮肉な会話…あぁもう絶好調ですやん。ウディ・アレン監督何度めの絶頂期なのか。

「恋のロンドン狂騒曲」。ナオミ・ワッツも美しいが、「スラムドッグ$ミリオネア」にも出てた美女、フリーダ・ピットにグッときた。

「恋のロンドン狂騒曲」。ラストのジョシュ・ブローリンの顔が最高。映画観終わって、映画館を出て、人生の悲喜劇を思い返しながら冬の街を歩く。ここまで込みで久々にウディ・アレン映画を観た感じだなぁ

ということでウディ・アレン。何度目かのブーム。老いてなおこの軽味。深くて軽い、そんな大人に私はなりたい。