日々の泡。

popholic diary

笑う男

さて今日も更新してみようかな。12月なのでなんとなく振り返りモード。
それにしても今年は多くの人が亡くなった。いや、今年急に多くなったというわけではないが、自分の年齢が上がっていくにつれ、子供の頃からテレビや映画で慣れ親しんだ人が亡くなるからそう思うのだろう。これは当然この先さらに増えていくわけで、同時代に生きて、楽しませてくれた人々を見送らなきゃいけなくなる。
森光子さんに、中村勘三郎さん、地井武男さんに安岡力也さん、小野ヤスシさんもそうか。牧野エミさんなんかもショックだったな。
しかしそんな中、心肺停止の末、集中治療室に70日間、8回に及ぶ大手術から生還したのが我らが高田文夫先生である。先月からビバリー昼ズにも復活。何が凄いって、そのトークのスピードや言葉のセンス、爆笑度などがまったく衰えていない。いや、衰えるどころか、さらに強化されているという事実!談志師匠を三途の川まで見送って、帰りに小野ヤスシとすれ違ったという先生。「心臓止めるな、タクシー止めろ」をスローガンに冴えわたるトークを聴かせてくれている。爆笑しながら胸がいっぱいになる。高田先生、かっこいいな。
だから俺も自分にいい聞かすんだ。全部、笑い飛ばせ。それが生だ。笑い飛ばせ。