日々の泡。

popholic diary

How Sweet!

夜更かしの上、早起き。眠い目をこすりつつ、今日も朝から駅前に。ベンチに座り朝マック喰いながらチビ出没を待つも現れず。もう別の場所に移動したのか。
一旦帰宅しHDDチェック。アメトーーク2週分。思いついたことを言いたい芸人。完全同世代なので浮かぶことが同じすぎて笑った。限界→限界LOVERS→NAONのYAONの流れは以前まんま日記に書いてる。
でチビ捜索のチラシ配布。随分配り歩いたけどなぁ…。
午後、映画を一本。ジェームズ・マーシュ監督「マン・オン・ワイヤー」観る。1974年、ニューヨークのワールドトレードセンター。地上110階、高さ441mのツインタワーの間を綱渡りで渡った男、フィリップ・プティのドキュメンタリー。「史上、最も美しい犯罪」を再現ドラマ、当時の映像、関係者の証言で検証。とにかく圧倒的なその綱渡り。命綱無しで一本のワイヤーの上を、まるでダンスするように渡る男。壮大な夢を実現するべく、友人、恋人はじめ様々な人間を巻きこみ、緻密な計画の上で無謀な犯罪に挑む。本人をはじめとする仲間たちの証言はまるでおとぎ話。仲間たちが撮った当時の映像が実に美しく胸に迫る。で、これはドキュメンタリーなんだけど、まるで青春映画を観たような気持ちになった。フィリップの幼馴染みで、彼の相棒としてこの壮大な夢を現実にした男のラストの言葉。そのほろ苦さに泣いた。

でそのまま京都へ。さすがにこの季節、京都駅は人で溢れかえっている。伊集院光の天才的爆笑トークポッドキャストで聞きつつ、バスに揺られ千本北大路へ。今日はライブ。中村まり@京都sole cafe。とその前に、向かいのラーメン店「タンポポ」で腹ごなし。美味し。soleに行く時は絶対喰うべし。
でライブスタート。ギターと歌だけ。その音が出た瞬間にわかる。もう一発で「本物」とわかるよ。これぞ、音楽。これが、音楽。日本人離れした、なんて形容句も軽く越える歌声と超絶ギター。軽く、当たり前のようにこれが出てくるんだから、まいったね。なに、この地肩の強さ。ストレートに投げ込まれた音楽は軽く150キロ越えてんだもん。なんの言葉も要らない。ただその音楽に耳を傾ければいい。聴くがいいグッドミュージック。これが本物の音楽。っつーことですわ。

でライブ後の話。中村さんに話しかけておられるご夫妻。ふとその話が耳に入る。「滋賀から来たんです。滋賀のエフエムラジオで流れてたのを聴いて好きになって、今日ライブに来たんです」とのこと。瞬間、鳥肌たった。それ、俺だよ!中村さんの曲、ラジオでかけたの俺。私物のCD持ってってかけたんだから間違いない。思わず「それ、僕です!」と声出ちゃった。ちゃんと、ちゃんと届いてたんだ!