日々の泡。

popholic diary

pissism a go go

昨晩はやっぱり夜更かし。訳あってってほどのことでもないが、今年に入って毎週2枚づつ新譜を聴いている。昨日はムッシュかまやつ「1939〜MONSIEUR」とクノシンジ「光のアルバム」。70歳の現役最年長ロッカーと、25歳の若きポップマエストロ。前者はユーミン書き下ろしの新曲がいなたくてかっこいい。大嫌いな某○○ラッパーとの名曲の改悪カバーは頂けないケド。後者はもうキラキラと眩しいポップソング集。もっと意地悪でもいいと思うけど、なんせ25歳。まだまだ伸びしろがあるな。棚谷さん、鳥羽さんの元カネ二人がそれぞれに好サポートしてるのも嬉しい。
で巷で話題のムーンライダーズの問題作「You&Us」。まさにライダーズらしいストレンジな美メロ、美アレンジ。そして慶一さんの詞。この距離感、ある種の冷静さが慶一さんの信用できるとこだと思ってる。もう20年以上、ライダーズ聴いてるけど、なんで?って言われたら、結局その作品の力に魅せられてるからなんだな。ライダーズは常に、期待を裏切りそれ以上を出すってことを続けてきてるから。アルバム買ったり、ライブ行ったりするのは、とにかく作品を「いい」と思うからで、また次の作品を聴きたいと思うからこそ金を落としてんだ、こっちも。アルバムの3000円、ライブの5000円、ビンボーサラリーマンからしたら安いもんじゃない。最新作が最高作、少なくとも駄作が2回続いたらそのミュージシャンに金は落とせない。まぁミュージシャンもある程度長い活動をしてきたら、ある程度の固定ファンがついて、過去によっかかってその中だけで回収を繰り返すって方法もあるだろう。でもライダーズはそこ目指してるわけじゃないはず。じゃなきゃBaseBallBearとか相対性理論と対バンなんて危険なことはしないだろう。一般的に見たら彼らの方がずっと人気があって知名度があって注目度があるバンドなんだから。でそこに切り込んでってるんだ、ライダーズは。なんか話が脱線しちゃったかな。それともう一つ。ネットがこんだけ発達してミュージシャンとリスナーの距離は文字通り近づいた。実際、僕もここ数年、ずっと好きだったミュージシャンと話ししたりする機会があったりして思わず舞い上がったりすることもあるんだけど、彼らと友達になることが音楽を聴く理由でもなければ目的でもない。音楽そのものが理由であり目的なんだ。音楽だけが残ればいい。とかなんとか、思いながら。でもライダーズ、球のスピードが落ちないなぁ。こういう曲がまだ出てくるから、新曲にもまた期待しちゃうんだよねぇ。
で今日はいつもの時間を無駄に過ごす休日。朝のうちにブラブラ散歩。近くの和菓子屋でイチゴ桜餅を買っちゃう。で映画の只券貰ったので、家族で観に行く。娘のリクエストで「20性器…」じゃなかった「20世紀少年」観る。漫画のストーリーを追い掛けるのに必死って感じで…。一言言っておくと、ここんとこお気に入りの木南晴夏ちゃん最高。