日々の泡。

popholic diary

何でもいい

昨晩はクドカンの新作「未来講師めぐる」チェック。おっ、星野源コメディリリーフ。これはおいしい役どころだね。
で今日は昼から大阪へ。原田知世インストアライブ@タワー茶屋町店。ついにこの日がキターッ!ファン歴25年、生原田知世っすよ。もうこの日の為に体調整えてましたよ。しかしさすがに原田知世。会場は人で一杯。平均年齢は当然オーバー30、いやオーバー40かも。整理番号順の入場だが、がっつり前のほうは気合の入ったファン、それもやけにでかい人が多くてステージ観えねぇー。でそんな中、原田知世登場!背伸びしながらどうにか首から上は観える状態。いきなり「色彩都市」からスタート。おぉオーラが!いやーもう気持ちが優しくなるねぇ。2、3曲で終わりかなぁなんて思ってたが、ニューアルバム「Music & Me」からアンコール含め6曲。しっとりと歌われた「シンシア」が素晴らしかったなぁ。それにしてもわずか数メートル先に原田知世が居るとは、現実とは思えん。中坊時代、同年代の男子のほとんどがそうだったように「時をかける少女」にズキュンとやられて早四半世紀。よもや生「時をかける少女」が聴ける日がくるとは。あの頃以上にズキュンとやられた37歳。夢のようでしたねぇ…。
でしばしタワー物色し、id:amed-recさんお勧めのMiyauchi Yuri「Farcus」、ムーンライダーズアーカイブシリーズ「1980.2.23リサイタルMODERN MUSICの彼方」、「鈴木慶一CM WORKS」購入。
そして久々に阪急電車に乗って京都まで。もう一本ライブは、原田知世のバッキングでもいい仕事を残しておられる我等が西村哲也さんの2008年初ライブだ!会場はネガポジ。初めて行く小屋だが、思ったより広いな。ここんとこアコースティックソロが続いてたが、今回は久々のバンド。西日本最強、CLOCKWORK PORK PIE HATS率いてのライブ、期待が高まる。いつものごとく、めんちかつさん、けいすけ君、つかさん(通称:西村会)と談笑しつつ開演を待つ。でいきなり結論だが、いやー今回は濃かった。またまた素晴らしいライブ。最初若干おとなしめかななんて思ったが、イヤイヤ。もともと西日本一と思われるグルーヴィーなバンドだが、今回はもはやファンキー。西日本一ファンキーでクレイジーなバンドだと思ったな。ずっしり重いのに跳ねまくるリズム隊、そして大前さんのキーボードプレイが実に素晴らしかった!冴えまくってたなー。もちろん西村さんのギタープレイも絶好調。今回はいつものテレキャスからレスポールにギターを変更。よりまろやかでコクのある音が今まで以上にバンドの音と相性良し。より一体感があり、そこがさらにファンキー具合を増した。楽しみにしてた新曲も初披露。聴きながらこれはまさにA&M直系、王道ポップスだなぁと思ってたら、西村さん曰く「バカラックを目指した」とのこと。西村さんのメロディメーカーぶりが際立つ美メロ、豊潤なレスポールの音色が曲にピッタリ。またまた名曲の誕生だ。そしてこの新曲からガンガンと攻める展開に圧倒された。アコースティックではメロウなグルーヴを生み出す名曲「ひまわり」も、今日のバンドでの演奏はもうドFUNKYでビビッたなぁ。スゲーかっこいいんだもん。「砂のコリン」は何度も聴いてるが、今日の演奏はピカイチ!あらゆる点で最高値をマークしたんじゃないだろうか。これには参りました。コンパクトなステージながらその分濃度が高い。CLOCKWORK PORK PIE HATSは今日もまた進化してた。そこがもう嬉しい。そうそう、MCネタで「西村会」ってのが出来てるって話。これで「西村会」、本人公認団体ですよ。随時会員募集中です!ついでに西村会からお知らせ。1月25日、拾得で西村さん出演ライブ有り。次はアコースティックソロですよ。これも観とかなきゃダメでしょ。
でCPPHの後は、テキサスシューシャインボーイズ。初めて観るバンドだが、これまた実に楽しいステージ。アコースティックで陽気に呑気に奏でられる曲。音を楽しんでるジャグバンド。すっかりいい気分でライブ終了。今年もいいライブ初めが出来たなー。