日々の泡。

popholic diary

Peek A Boo!

金曜っすねぇ。会社帰り映画。今年一本目はめんちかつ(id:nota10)さんオススメの陣内孝則監督「スマイル」。おー、これ大娯楽作じゃないですか!陣内監督やるなぁ
ひょんなことから弱小アイスホッケーチーム「スマイラーズ」の監督になった修平(森山未来)。そんなド素人監督と弱小チームが奇蹟を起こす!ってなお話。もうベタです。気持ちいいぐらいに。でも笑えて泣けたなぁ。陣内孝則が乗り移ったかのようなテンション高めの森山未来、タップを随所に取り入れ実に気持ちのいい快演。アイスホッケーチームの子供達もわかりやすいキャラ設定で観てて楽しいしホッケーシーンも迫力ある。陣内監督、とにかくサービス精神旺盛。弱小チームが団結して強いチームを打ち負かすという王道パターンに、不治の病のヒロイン、淡い初恋なんてネタを絡めた大ベタなストーリーを真正面から、それも徹底して大味なギャグで攻めまくるという強気の姿勢。これが良かった。前半なんて20年前の香港映画か!というぐらいのギャグセンスが炸裂。笑った。それでいて胸がキュンとくるシーンもあり、最後にはすっかりスマイラーズに肩入れしちゃったよ。でもこれ海外とかでもうけるんじゃないかな。わかりやすいし、キュートだしね。執拗なまでの「デ・ニーロ」なんか本場でも笑えるでしょ。俳優陣では修平の同僚教師役、佐藤二朗が良し。がっつり笑わせてくれる。加藤ローサのお父さん役がモロ師岡ってのはモロさんファンとしては嬉しいとこ。もちろん加藤ローサちゃんはとろけそうなぐらいにきゃわいーなー。森山君もそうだけど、なんか明るくていいやね。そして薄幸のヒロインを演じた岡本杏理ちゃんも先物買いでおさえといたほうがいいかも。3年後にはドラマとかバシバシ出てるんじゃないかなぁ。