日々の泡。

popholic diary

蒸し暑い一日。今日も帰りにコンビニでアリナミンを買ってゴクリ。気休めだけどね。
アリスの「チャンピオン」が流れてたのを聴いてふと思ったのだが、これ「誰目線」なんだ。「チャンピオン」本人ではもちろんない。かといって対戦相手でもない。トレーナー?いや、セコンドについてる様子はない。やたら「チャンピオン」に思い入れのあるこの男。あんた誰?単なる熱心なファンだったら笑うが、「つかみかけた熱い腕をふりほど」かれてるぐらいだから、控え室には入ってる。この後、警備員につまみ出されてたりして。チャンピオンが「ふりむきざまに」「こぶしを見せて寂しそうに笑」いかけた男は一体誰なのか。お父さん?兄弟?友達にしてはちょっと熱くなりすぎてる。で、わかった。なるほどね。チャンピオンの恋人だな。それも“男性”の。そう考えると全てが納得。ま、そういう関係も有りだよね。「帰れるんだ これでただの“男”に」で「ラィララィララィ…」となるわけだ。「You're King of Kings」ってもう(赤面)。…って深読みし過ぎだろ!
ふと思い出したが、つかこうへいの小説で「青春 父さんの恋物語」という、男同志の純愛物語がある。これが凄い切ない話で、高校時代、通学途中に読んでて、電車の中でありながら泣けて泣けて困ったことがあったな。今までで一番泣いた小説かも知れん。