日々の泡。

popholic diary

悲しきめまい

雨か。バス通勤。バスから降りると雨もあがってる。なんか損した気分。午後から会議で神戸まで。快速電車でうまく寝られず。鞄に入れてたピチカートファイヴが表紙のミュージックマガジンを読み込む。特集は渋谷系。前にも書いたが渋谷系と呼ばれた音楽は浴びるほど聴いた。が、じゃあ渋谷系が自分にとって音楽の原点か?と問われればそうではない。YMOには遅かったし、フリッパーズには早かった。80年代半ば、ポップミュージックが寂しい思いをしてた頃。そこがやっぱ音楽ファンとしての自分の原点かな。でも、まぁ、今思えば悪い時代でもなかったか。誰も音楽に興味ないみたいな今と比べれば。
i-podからは堂島孝平「そして僕らは奏で合う」。「そして僕らは/音楽に恋をする」なんてフレーズ。ストレートな音楽讃歌。まったくストレートだな。胸が熱くなるよ。
で神戸で遅い昼食。会議済ましてまた電車にゆられ帰宅。ぼんやり窓の外を眺める。ここで限界かなぁとかいろいろ、諸々考える。自分のこの先がまるで見えない。
「皆でレストランで食べて帰る」と妻からメール。大津駅降りて閉店間際のスーパーで買い物。今から御飯炊くのも面倒だしなぁと冷やしうどんに半額シールが貼られた天ぷら。夕食は243円なり。家つくと黒猫がお出迎え。空になった餌皿の前でパフォーマンス。朝入れといてやった煮干はきれいに頭残してやがる。窓開けると庭先に別の猫。ここ1ヶ月ほど前から朝、晩やってきてはニャーニャーおねだり。こいつがまたブサイクで汚い猫なんだ。しょうがないから餌出してやる。俺もまだ飯食ってないのに、なんでお前らの面倒みなきゃならんのだ。うどん食ってると、黒猫、またうんこしてやんの。
あーなんだかな。ハッキリ言って、そろそろ俺も優しくされたい。頼むから俺に優しくしてくれ。