日々の泡。

popholic diary

1分の1の地図

で昨晩は納戸にあった古いアルバムをかって暮らしていた部屋があった場所で見返したりして過ごす。アルバムっていいもんだなぁと思う。
朝から「おじょママ」にディラン、それとCOWCOWはすっかりヨゴレになっちゃって。で「サンジャポ」でもディラン&キャサリンたっぷりと。ディランブームまじにきてるねぇ。
父も眠っているのでちょっと散歩。昔通ったルートで小学校まで行ってみる。よく遊んだ公園を通り抜け、いっしょに通った友人の家を通り過ぎる。交差点の押しボタン信号。米屋の前の自販機にはもうプラッシーはなかった。遠足のおやつを買った駄菓子屋ももうなくなってるな。小さな電器屋。ここのショーウィンドウにかざってあった赤いラジカセが欲しくてね。スピーカーんとこが離れるやつ。シャッターが閉まりきった商店街。新しいマンションが建ってる。学校の向かいの文房具屋はまだあるな。小学校を抜けた先にある神社でお参り。本堂の横の小さなお堂、そうそう4年生の時、ここを描いた絵で賞を貰ったっけ。神社を抜けると剣道場がある。幼稚園から小学2年まで剣道習ってた。泣いて辞めさせてもらったんだよね。かわりに絵を習わせてもらったんだった。そしてまた神社を抜け別のルートから帰る。そうか、子供の頃剣道着着て夜道をトボトボ一人で歩いて帰った記憶があるが、小学2年だったんだな。今、娘が3年生だけど、この距離夜道一人で歩かせるのは怖いな。当時はのんびりしてたんだな。平和な時代だったともいえる。そうそう、いつも犬に吠えられるとこがあってね。わかってんだけど、いつも驚かされてしまう。怖くてね、犬に見つからないように匍匐前進して通り抜けたりしてた。一本道を真っ直ぐ歩いて好きだった女の子の家の横。あの子はどうしているのやらってもう子供の2、3人も居るんだろうな。
帰って「横丁」にまたディラン。何回観てもおもろいなー。おやつに母オススメのケーキ店のロールケーキ。甘さを抑えたたっぷりの生クリームにもちもちしたスポンジ。それで500円という安さ。限定販売で午前中には売り切れるという。確かに朝一買いに行ったら小さな店に続々客入ってきてたもんな。でこれが実に美味しい。父も一口、二口。
夕方、また父は病院に戻る。今回は2泊3日の帰宅。点滴の付け替えなどもスムーズに出来たし、痛み止めも一度飲むだけですんだ。母一人だと負担も多いが、しばらく週末は僕が泊り込むことでこのパターンも可能だ。父も最初は不安がっていたが、ここ何回かの一時帰宅で自信もてたよう。
病院から母と僕が帰る時、父は泣き顔を作って見せた。父なりのちょっとした冗談。元気になって欲しい。
家に戻って母と夕飯。それから大津に戻る。明日からまた一週間。1日、1日が大切な時間なんだと思う。