日々の泡。

popholic diary

モーターマン

昨日とは打って変わって、夕方になると急にバタつく。一人残業してたら、なんだかやりきれない思いにかられる。
NONA REEVES「free soul nona reeves」をCDラジカセにセットして爆音で聴く。
世界はとても憂鬱で、世界はひどく悲しい。それでも音楽があれば生きていける。きらめくメロディーが世界を変えてくれることを、僕は知っている。
外は冷たい雨。頼りない折り畳み傘を相棒に歩く。クリーニングから帰ってきたばかりのスーツは、数分でクタクタになった。何百、何千とこんな夜を繰り返す。「大事なものと/大事じゃないものが/少しずつ見えてくるような/そんな気がするよ、今」。いいこと言うな、NONA REEVES。音楽の魔法を信じてるんだな。僕も信じてるよ。
さぁ明日は金曜だ。新しい魂を呼び覚まそう。