2021/9/4
休日。夏もそろそろ終わり。その前に水道橋博士さんの「はかせのみせ」で買った「SUIDOBASHI KID」Tシャツを着る。Tシャツはメッセージということで。
で朝から京都みなみ会館へ。映画を一本。イ・ジョンピル監督「サムジンカンパニー1995」を観る。時代は1995年。実務能力は高いが高卒ということで仕事は雑用ばかりのOL3人組。ある日、自社工場が汚染水を川に排出していることを知り…。弱き者たちが巨大な力に立ち向かう胸熱映画。ガラスの天井を突き破ろうとする3人を応援せずにはいられない。正義感が強くちょっとおせっかいなジョアン、クールで皮肉屋のユナ、数学の天才だけどのんびりしたボラム。設定はベタだけど演じるコ・アソン、イ・ソム、パク・ヘスのアンサンブルが良い。90'sのメイクや衣装も楽しい。それぞれが心に秘めた葛藤、痛みや苦しみが、最後の大逆転劇で報われる。あとゲーム風のエンドクレジットがかわいくて最高!
でこんなご時世。映画だけ見て、まっすぐ帰宅。行き帰りにはradikoで花房観音さんゲスト回の「蛤御門のヘン」聴きながら。
昼はチャーハンとインスタントラーメン。「アメトーーク」上島竜兵回など見てぼんやり。
2021/9/5
朝から実家へ。車中ではradikoで「問わず語りの神田伯山」。爆笑問題・太田さんを嬉々としてイジってて面白い。
実家では母の手伝いでもろもろ買い物。墓参りをして近くに住む叔父もいっしょに施設の祖母のところへ。コロナ禍でガラス越しの面会。祖母100歳、叔父80歳、母74歳、俺50歳。老人だらけだ。
2021/9/6
朝晩はすっかり涼しくなった。夏はどこへ行ったという感じだ。
2021/9/7
当ブログ日記、過去の抜け部分を補完すべく、過去Tweetをまとめ失われた日記の復元作業。2014年から手始めに。自分でもよく映画見てんなと感心。
興味のある方はぜひ過去の日記もお読みください。
2021/9/8
Ginger RootというアーティストのAL「City Slicker」がめちゃくちゃ良くて驚いた。ハッピーでミラクルなサウンド。このMVも実にふざけていて最高。
2021/9/9
テレワーク。仕事のお供にradiko。「たまむすび」町山さんの「アメリカ流れ者」、水道橋博士さんが月一コメンテイターの「北野誠のズバリサタデー」、杉作さんの「ファニーナイト」。昼はざるそば。午後になると集中力が途切れがち。
夜、配信で「アサヤン VOL.21『出禁の男』解禁〜蘇るテリー伊藤『アサヤン』伝説」。テリー伊藤さんがのっけからキレッキレ。90年代半ば、ちょうど裏方から出る方に回られたぐらいの頃。首都圏地区の営業担当でよく出張に出てたのだが、ニッポン放送「テリーと上ちゃん、のってけラジオ」よく聴いてたなぁ。なんてことをふと思い出す。
テリーさんの片腕として数々の企画を形にしてきた高須SAN、テリーさんの門下生・放送作家の島津さん、そして大学時代からテリーさんのそばにいた「出禁の男」著者の本橋さん、そして水道橋博士さんが数々のテリーさん伝説を語る。今もって数々の伝説を越えていくテリーさんのまさに斜め上を行く発想とマシンガントークが凄すぎた。ただ突飛なわけではなく、そこには意味と意図があり、その根底にはあくなき人間への興味がある。「元気が出るテレビ」「浅ヤン」そして語られた「東京オリンピック」演出案など、ちゃんとそこに演出家としての矜持があるのだ。ふと真面目な話になったかと思うと、一気にくだらないに振り切るトークの緩急。面白い人の面白い話はやっぱり面白い!それとテリーさんが語る「たけし」さんがまたかっこいいんだ。
2021/9/10
韓国の女性ソロシンガー、イ・ハイとペク・アヨンが時を同じくしてカムバック。ともにオーディション番組出身、2012年デビュー。片やJYP、片やYGという大手事務所からデビューし、着実にキャリアを積み上げてきた二人。オーディション番組に出てた頃から見ているし、両者の歩みを追っかけてきたのでデビューから10年近くの歳月がたち、それぞれ事務所移籍しなお、しっかりと地に足の着いた活動を続けていることが嬉しい。ソウルフルな歌声に、大人の色気と円熟味まで加わったイ・ハイ。可憐な歌声で「いいポップス」を聴かせるペク・アヨン。長く音楽を聴いているとこういう成長に立ち会えるのが嬉しい。
で今週聴いた音楽は
- 「Cobalt Boy」QUJILA
- 「City Slicker」Ginger Root
- 「STEREOTYPE」STAYC
- 「Observe」Baek A Yeon
- 「Discography」NONA REEVES
- 「好きなんだよ」クレイジーケンバンド
- 「COBALT」Meaningful Stone
- 「4 ONLY」LeeHi