日々の泡。

popholic diary

横浜たそがれ

昨日、今日と出張で横浜。まずは昨日の話。とにかく気持ちのいい天気。久々の出張でちょっと楽し。京都駅でおやつ用に阿闍梨餅を買って新幹線に乗り込む。ムーンライダーズ「MOON OVER the ROSEBUD」をじっくり聴く。うん、こりゃ名盤だ。で軽く寝て、横浜ということなので柳家喬太郎師匠の名作「純情日記横浜編」を聞く。新幹線で聞く落語は落ち着いていいんだよねぇ。天気もいいので富士山がきれいに見える。こりゃ気持ちいい。で新横浜着。前の会社にいた頃はよく来ていた。新横浜駅近くのレンタカー屋で車借りて、そこから3日間とか4日間とか神奈川県中を走り回って営業していたもんだ。懐かしいけど、戻りたくない…。新横浜駅は大改装中で、よく行っていたとんかつ屋とかもなくなってしまっていて残念。で新横浜プリンスホテルでの同業者が集まる年に一度の全国会議に出席。午後2本の講演をみっちり聞いて、夜は懇親会。社交性0なので、なかなかこういうのは苦手なんだが、まぁそれなりに僕も大人になった。その後はホテル最上階のバーで二次会。滋賀では見れない夜景を見つつ、皆でワイワイと。後は部屋に戻って寝るだけ。シャワー浴びて浴衣に着替えてぼんやりテレビ。韓国チャンネルってのがあって、よくわからない韓国のゲームバラエティ番組を見る。意外におもしろい。韓国のバラエティも日本と同じで笑いどころは字幕が出るんだな。で就寝。
で今朝。ホテルの朝食ってだけでテンションあがる。和洋折衷というか和洋混沌とした朝食をモリモリ食べる。貧乏性というか貧乏だから、あれもこれも皿に載せちゃう。ご飯食ってんのにパン持ってきちゃうとかね。で午前中は会議。いろいろ意見交換などなど。それからバスに乗せられ中華街へ。重慶飯店で昼食。うぅ、美味い。ここでもモリモリ食べる。その後、放送ライブラリーで軽くオリエンテーション、一通り案内してもらって終了。そのまま帰ってもいいのだが、折角放送ライブラリーまできたのだから居残る。「堺正章」で検索して「カックラキン大放送」を視聴室で観る。残念ながら末期の放送分で五郎じゃなくてトシちゃんのだった。ゲストに出てたのがデビュー当時のバブルガムブラザーズ伊藤銀次作曲の超名曲「忘れじのエブリナイト」(シングル持ってます!はっきりいって「Won't Be Long」の1000倍名曲。最近なんかよくわからない人たちがカバーしてるが、ギャグじゃなくマジでやってることに驚く。あの曲はなんつーかな、ブラザー・コンがベタをテーマに歌謡ディスコというかザ・ゲーノーカイ的なうすっぺらでバブリーな世界観を半ば開き直って歌った歌なんじゃないの。とりあえず「いいとも」のテレフォンショッキングでRIKACOに繋ぐみたいなブラザーコンだからの曲でしょ。少なくともブラザートムはこの曲大嫌いだと思うな。露出過多な女とネックレスした色黒の男が「オリオリオリオーヤリヤリヤリヤー」ってかっこつけて歌ってる姿みたら普通笑うやろ!っつーか、なんでみんな笑ってないねん。…ま、それは別の話)を久々に聞けて嬉しかった。それと現・薬丸夫人の石川秀美。めちゃカワイイ。ちょうどラビット関根から関根勤に改名したばかりの頃の関根勤が今では考えられないぐらいのダダすべりしていて、悲しくなった。マチャアキ、ナオコはさすがに息が合ってるが、観客ほとんどがトシちゃんファンという中で、やっつけ仕事に徹してる感じ。どうせならゴロンボVSカマキリとか全盛期の回を保存しといて欲しいなぁ。それから10年前のドラマ「3番テーブルの客」。三谷幸喜作の一本の脚本を毎回いろんな監督が演出するというドラマで関西では放送してなかったんだよね。当時凄く見たかったのを思い出し見てみる。河野圭太演出、生瀬勝久主演の回。レストランでウェイターとして働く男。そこに別れた妻が客として現れる。男はとっさに自分は音楽家として成功していると嘘をついてしまい…という三谷お得意の世界。嘘が嘘を呼び辻褄合わせに翻弄される男というプロットは「有頂天ホテル」でも使われている。しかしこんなとこにいたら時間がいくらあっても足りない。外に出るともうすっかり暗くなってる。中華街と山下公園を一応早足で回って新横浜に戻る。今から大津に帰らなきゃなんないのが面倒臭いなぁ。で崎陽軒のしょうが焼き弁当食べつつ新幹線で戻ってきて、今日記書いてる。長い一日だったなぁ。