日々の泡。

popholic diary

休暇小屋

午前中はいつものようにお仕事。で会議の為、和歌山まで。京都駅で弁当を買って、和歌山行きの特急に乗り込む。仕事とはいえ、ちょっと旅行気分。一人で電車に揺られて見知らぬ町へ-なんてイイネ。
休暇小屋(初回限定盤)(DVD付)で車中では遊佐未森「休暇小屋」聴く。20年前に出た、彼女のファーストアルバム「瞳水晶」は大好きなアルバム。日本ポップ史に残る名盤だと思う。その後、数年ニューアルバムが出るたび聴き続けてたが、いつからか聴かなくなった。彼女の音楽は、僕にとってちょっと優しくなりすぎた。でだ。20年目のこのアルバム、いい。彼女のペンによる楽曲陣は、耳障りのいいだけのポップスとは一線を画す。素直なメロディーじゃなくて、どちらかというと癖があるメロディー。でも心地よい。8の字唱法なんていわれてた彼女の歌声は、より美しく透明感を増している。彼女の音楽はどこか現実離れしていたが、20年経って彼女の音楽は地に足をつけた形で、たおやかな表情をみせる。思わず2回目リピート。あー気持ちいい。
で和歌山着。会議も終え帰宅。が京都直通の特急は2時間後までなく、しょうがないので新大阪まで。そこから満員の新快速に。なんだよ、旅行が通勤になっちゃった。