日々の泡。

popholic diary

心音風景

僕と君の全てをロックンロールと呼べ今日は自分を奮い立たせる意味でもサンボマスター聴きながら通勤。ライブ盤みたいな高揚感があるなぁ。先日の「僕らの音楽」で水道場博士が「自分だけに歌われているように感じる」という旨の事を話していたが、まさにその通り。サンボマスターのリアルはそこにある。ここにある叫びは、決して誰かのものじゃなくて、「僕」という個人から発せられている叫びであり、それは「みんな」ではなく「君」であり「あなた」という個人に向けられている。だから心が動く。みんなにそれなりに愛されたいんじゃなくて、本気であなたと向き合いたいって歌なのだ。用意周到にマーケティングされた、みんなに愛される歌なんか聴きたくもない。例に出して悪いが、スマップの新曲。あれはスマップの「新商品」と言うべき。完璧なマーケティング戦略、行き届いたパブリシティ、多くの人が儲かる素晴らしい製品だと思うよ。でも悪いけど、100万人の財布を動かすことはできても、たった一人の心も動かすことは出来ない。言いすぎですよね。でも僕はそう思う。
でお仕事は今日もがんばった。でひょんなことから、遊佐未森さんにご挨拶する機会に恵まれる。ってそんなタイソウなもんじゃなくって「ファンっす」っつって握手してもらっただけなんだけどね。88年のデビュー盤「瞳水晶」を聴いたのは高校生の時だ。これが超がつく名盤!どれだけ聞き込んだことか。それ以来、全音源とは言わないまでも要所要所で聴いてきた。10年以上前、部屋で何時間も彼女の音楽を聴いていたのが昨日のことのように思い出され、ものすげードキドキ感を味わう。すっかり高校生に戻ってしまい、まともに顔見れず。かなり入れ込んで聴いてた時期があったもんで。あの澄んだ声を間近で聞き、テンションあがる。ま、「イタイおっさんやなぁ」と思われたことでしょうが。
ミーハー心を満たし、昨日とはうってかわって躁状態だ。