日々の泡。

popholic diary

流れ星老人

仕事やっと少し落ち着いてきた感じ。要領悪いので、なかなか机周りがキレイにならないが。
夜、会社出ると雨。ちょうどバスが来たので珍しくバスで帰る。あー、このままどっか連れてってくんないかな。
ナゴム ポップスコレクションで今日聴いてたのは「ナゴムポップスコレクション」。「ナゴム」は80年代「有頂天」のケラが主催したレーベル。大槻ケンヂ石野卓球田口トモロヲなどを輩出したことで有名。まさに80年代、ラフィン・ノーズ、ウィラード、有頂天がインディーズ御三家なんて呼ばれてたころ。田舎の中学生だった僕は、A5版の「宝島」が教科書でサブカル街道まっしぐらだった。「俺はちょっと違うぜ」なんて今思えば自意識過剰な、いかにもな中学男なんだけど。もう「ナゴム」って聞いただけで懐かしい。まぁ僕はもうちょっと完成されたポップスが好きだったから、ドストライクだったわけじゃないけど、やっぱり気にはなっていた。でこの「ナゴムポップスコレクション」にはカーネーションのデビューシングル「夜の煙突」が初CD化。ラジオのインディーズ特集でこの曲を聴いたのが、僕とカーネーションの出会い。この時、エアチェック失敗したんだよ。この後の「DUCK BOAT」以降は全てリアルタイムで入手してんだけど、このシングル盤だけが手に入れられなくってねぇ。もう20年ぶりにナゴム版「夜の煙突」と再会!直枝さん、歌声若っ!捻くれた構成、ニューウェーヴィーな音、でもこのドポップなサビの力強さは永遠だな。この曲は世界ポップソング100選なんてのがあれば確実に選ばれる。世界ポップ遺産に認定したい。そしてグランドファーザーズの曲も収録。ケラの先見性たるや素晴らしいな。青山さん、すでにこの時点で十分個性的。西村さんのギターもちゃんと西村さんのギターってわかるもんな。