日々の泡。

popholic diary

新しい朝

文化系男子の永遠のマドンナ、緒川たまきさん結婚の報にひるむ。も相手がケラさんってのになんとなく納得。カーネーショングランドファーザーズの最初のシングルを世に送り出した男、ケラリーノ・サンドロビッチ氏を選んだってことも含め、やはりたまきさんは文化系男子の永遠のマドンナだなぁ。今や伝説の「ソリトンSIDE-B」でのたまきさんの一挙手一投足に胸ときめかせ、映画「SFサムライ・フィクション」で完全に打ちのめされたサブカル小僧からも祝福を。
で土曜。相変わらずグダグダ。朝からローソンでシティボーイズライブのチケット購入。年に一度のお楽しみ。また一年経ったんだなぁという気分。それから後はひたすらHDDチェック。先週見損ねてた「銭ゲバ」から「にけつっ」「リンカーン」「アメトーク」、陣内、徳井らの特番「イケメン5」に八方還暦祝いの「ザ・レジェンド」、バッファローが出た「よゐこ部」まで。どんだけお笑い好きやねん。
夕方、散歩がてら散髪に行って、今日も映画を一本。万田邦敏監督「接吻」観る。
孤独な毎日を送るOL京子は、ある日テレビで一家惨殺犯の逮捕劇を目にする。不敵な笑みを見せる殺人犯・坂口。その日から京子は坂口に関する情報を集め、公判に通い坂口に近づいていく。坂口の国選弁護士・長谷川をも巻き込み3人の濃厚で不気味な愛と破滅の物語が始まる-ってなお話。男の狂気が女の狂気を呼び起こし、やがて逆転してしまう。ひたすら重くキュキュキュっと胃をしめつけるようなストーリーにグッと掴まれた。後引く衝撃のラストまで息つく間もなく一気に突っ切った。そしてお見事なのが堂々の主演・小池栄子。もはや小池栄子劇場と言っていいでしょ。もうどんどん凄み増して怖くなっていくんだもん。不敵な登場シーンから徐々に弱さを見せていく殺人犯をがっつり演じた豊川悦司も、やがて狂気に飲み込まれていく弁護士を演じた仲村トオルも、小池の快演を好サポート。それにしても「パコと魔法の絵本」といい「20世紀少年」といい小池栄子は印象残すなー。っつーか顔のインパクトが大画面向きなんだな。