日々の泡。

popholic diary

暗闇から手を伸ばせ

やっと金曜。口内炎直らず…。
で早速ですが、今日聴いてたのは小沢健二犬は吠えるがキャラバンは進む」。93年作品。
93年はちょうどサラリーマンになった年。夢と希望に満ちていた!…なんてのはウソ。現実的過ぎる現実の前で、夢や希望なんかコンビニのレシートといっしょにくちゃくちゃに握りつぶしてポケットの奥に突っ込むほかなかった。そうでもしなきゃ、とても立ってられなかった。子供だった僕は梅田の地下道に響く足音にせかされるように、大人のフリをし続けた。
フリッパーズギターを解散した後に、小沢健二はシンプルな言葉と音で、すくっと一人立ち上がってみせた。故・青木達之のドラムを基調として、彼は真っ直ぐに歌い始めた。このアルバムがあるから、今でもずっと小沢健二の音楽を信用してる。
通勤の電車の中で、何度も何度もこのアルバムを聴いた。何者でもない自分を思い知らされ、打ちのめされてた頃。シンプルな言葉と音は、でも力強かった。こんな風に立ち上がりたいって思った。これもまた大切な一枚。
でもうすぐニューアルバム出るんだって。それもインストアルバム。信用してるよ。
金曜の夜は、なんでこんなに喉が渇くんだろう。あと何回、こんな気持ち噛み締めなくちゃなんないんだろうな。会社を出たら、外は雨だった。
でもって夜、ドラマ「時効警察」観る。作・演出は三木聡オダギリジョー麻生久美子出演。小ネタ満載、ツボを突くキャスティング。さすがにオモロイっ!
でさらにというか、やっと2005年ベストアルバム選出!
WHITE AND BLUE
P.W Babies Paperback
One Fine Day
おせっかいカレンダー
ラブレター
こんな感じで、詳しくはコチラをどうぞ!