日々の泡。

popholic diary

球体の奏でる音楽

今日も雨。ここんとこ連日で気が滅入る。でなんだか一日中バタバタ。昼は営業車で走りながらコンビニで買ったコーヒー牛乳とクリームパン。汗と雨、湿った空気を身にまとって9時過ぎ帰宅。なんだかなぁ。
そうそう「グレイトノスタルジア」さんとこでカセットテープ話してて、もうめちゃめちゃ懐かしい。まだCDが出回ってなかった時代、レコードを買ったらまずカセットテープに録音して聴いてた。使うカセットテープもその時々でハヤリがあって。僕のカセット遍歴はまずTDKのAD、SONYのBHF辺りから始まって、中学生の頃はマクセルのXLⅠ、XLⅡ、SONYはHF-S、HF-ES、HF-Proなんかを思い入れ度でランク付けして使ってた。ティアックのオープンリールみたいなデザインのとかたまに使ってたなぁ。当時はFM雑誌全盛期で僕はFMステーション派。鈴木英人のイラストのインデックスシートをカッターできれいに切って集めてた。文房具屋でレタリングシートを買ってきては必至になってこすってたよ。思えば音楽聴きながらチマチマとレタリングしてる時が至福の時だったなぁ。あの頃は月に一枚レコードを買うのがやっとだったし、もう飽きるほど歌詞カードを眺めて一枚を大切に聴いた。ラジオは情報を得る最良の武器だったしどれだけエアチェックしたことか。それがレコードからCDに替わってカセットテープとは疎遠になり、一枚の重みはどんどん軽くなってしまった。ラジオはハヤリの音楽もどきを垂れ流すだけで、音楽が見当たらない。今も音楽は大好きだけど、あの頃みたいにはもう聴けなくなってしまったみたいでちょっと悲しい。でもやっぱりあの頃の想いを決して忘れられない。もう一度音楽を取り戻したいと思う。転職してラジオ局で働き出したのも、結局その想いを捨てられなかったからなんだな。現実はキビシーけどがんばってみるよ。
某音楽家さんからメール頂戴する。とても嬉しい内容で気分も晴れる。やっぱりいい音楽を「いい!」って言いたいんだ、僕は。どんだけ小さな声でも言わずにおれないのだ。