日々の泡。

popholic diary

水に浮かぶダンス

朝食は、自分で自分の好きなものを作って食べるセルフ・バイキング方式をとっている。わかりやすく言うと「ほったらかし」にされてるだけなのだが。今朝に至っては、「白ご飯」と「塩」。くるべきところまできたね。
で今日は仕事後、久々に滋賀会館シネマホールへ。ケヴィン・スペイシー監督・主演「ビヨンドtheシー」観る。実在したシンガー、ボビー・ダーリンの生涯をケヴィン・スペイシーがまさに渾身で描ききった作品。素晴らしい!!映画的な虚の世界を使った巧みな構成で、ボビー・ダーリンの真実に迫るわけだが、もうね、K.スペイシーのボビーに対する愛の深さが尋常じゃなくてそれが物凄く伝わってくる。自らが唄い、踊り、魅せる、魅せる。最初のミュージカルシーン、ラストのダンス。あぁ、なんでこんなに胸が躍るんだろう。ダンスってのは人間の根源に訴えてくる力があるな。エンターティメントの影の部分をもしっかり描きながら、その眩いばかりの「光」、その「光」が持つ力を信じてるっていう想いが胸を熱くした。