日々の泡。

popholic diary

THANK YOU FOR THE MUSIC

金曜。昼はおなじみジョイフルの日替わりランチ。ハンバーグがおいしい。
カーラジオからふいに小沢健二の曲が流れた。この前、友人と「そういえば、オザケンどうしてるのかなぁ」という話になった。フリッパーズギター解散は僕に青春の終りを告げた。そして僕はしがないサラリーマンになって、それでもソロになったオザケンの歌に胸を震わせることができた。否応なしに大人の世界でもがくしかなかった時代。僕は10代の頃よりずっと悩んでいた。オザケンのメロディーとビターな想い出。今となってはそれもまた思春期の頃のように思える。
で夜、先輩に誘われ堅田でジャズのライブ。出演は古谷充。20人も入ればいっぱいの小さな箱でのジャズは実に、実に良かった。いや、もうかっこいいんだもの。スウィングするビートに胸躍る。やっぱ、音楽は生もの。こういうの聴いちゃうと、いかに普段聴かされてる音楽がクソか、ビジネスで汚された音楽モドキかがはっきりわかる。聴く機会さえ与えられない若い人たちがかわいそうにすら思うよ。ま、愚痴は置いとこう。演奏者と観客が一体になって、そこに生まれる素晴らしい音楽。ジャズに酔いしれた夜。