日々の泡。

popholic diary

日本の喜劇人

今日もちょっとしたイベント仕事。2ステージ立ち会って終了。まっすぐ帰るのも何だし、アーカスに寄って映画観る。星護監督「笑の大学」。西村雅彦と近藤芳正による舞台版はビデオで数年前に見てるけど、あの完璧な二人芝居をどう映画化するのか?する意味があるの?って疑問を持ちつつ観る。喜劇に対する熱い想いと宣言を笑いとして提示した三谷幸喜の脚本は文句つけようが無い。星護監督の演出は実に手堅く職人的、逆にいえば映画的なダイナミズムは少ない。映画としては小品、佳作といったところか。が何と言っても素晴らしいのが役所広司!とりあえずチケット代1500円は役所広司へのおひねりと思えば高くない。稲垣吾郎もまぁがんばってるが、相手が悪すぎる。笑わせ泣かせ、とにかく全編「役所広司」の一人舞台。喜劇役者・役所広司、上手すぎるよ。
三谷脚本で役所広司伊東四郎が徹底的に大真面目に演じる喜劇なんて見てみたいな。