日々の泡。

popholic diary

壊れた振子

8時起床。妻と娘、今日はご近所さん達とフリーマーケットに出店。で朝から荷物運びのお手伝い。
荷物運び終わって、浜大津周辺をブラブラ。でついつい映画館へ。水田伸生監督「舞妓Haaaan!!!」観る。
クドカン脚本、阿部サダヲ主演。いやー徹底的にナンセンスでくだらなかったなぁ(褒め言葉)。東宝サラリーマン映画の王道、21世紀の「無責任男」(植木等さんの遺作でもあるのだ。合掌)。過剰な演技、唐突なミュージカルシーンなどテンポのいい展開と相まって楽し。特に前半のスピード感は素晴らしい。とにかく阿部サダヲ劇場、阿部サダヲの爆笑演技の見本市で笑わされた。この反射神経は凄いな。敵役、堤真一もバカで良し。脇を固める生瀬勝久、そして我等が伊東四朗が巧い具合に軽妙なんだ。正しい喜劇映画。なーんにも残らないけど、この楽しさは有り。阿部サダヲ演じる「鬼塚公彦」が主役で様々な業界を舞台にしたシリーズを展開して欲しい。クドカン-阿部コンビは平成の青島-植木コンビになってもらいたい。というかなってる。ま、後半もそのまま突っ切って欲しかった気もするが、そこは小出早織ちゃん(本年度、イチオシ!)に免じて許そう。でも、やっぱり柴咲コウ、ダメだわ、俺。あと主題歌はもうちょっと頑張れ。気持ちはわかるがあれはグループ魂じゃない方が絶対いい。