日々の泡。

popholic diary

韓国映画にハズレ無し

ちょっとしたイベントで仕事。2ステージ立ち会って終了。まっすぐ帰るのも何だし、パルコ寄って映画観る。韓国映画「TUBE」(ペク・ウナク監督)。韓国映画にハズレ無し。。韓国映画にゃかなわないよ、もう。オープニングタイトルが出る前の5分、空港を舞台にした大迫力の銃撃戦、ここでもう度肝抜かれる。内容は走る「地下鉄」を舞台にテロリストと一人の刑事、そして刑事を愛する女スリ(ペ・ドゥナ最高!)の手に汗握るアクションサスペンスそしてラブストーリー。はっきり言って「ありえねーよっ!」という突っ込みはいくらでもできるが、その荒唐無稽な壮大なるホラ話を徹底的にリアルな描写で描き尽くすことで、突っ込みよりも熱狂を生む力技に感動。一難去ってまた一難という飽きさせない展開、サブキャラ、サブストーリーの立ちっぷり、映画的興奮の渦。観客をノせにノせる展開ながら、切な過ぎるラストで「心の奥のやわらかい部分」にまで触れる。国家を挙げて、本気でハリウッドを追撃する韓国映画、たいしたもんだ。
しかし、土曜の17時からの上映という中途半端さもあってか観客わずか4人。「今あい」とか見てる場合じゃねーぞ!
そのままタワー、紀伊国屋物色。空気公団「空風街LIVE」、1500円だったので思わずDVD「ハイ・フィデリティ」購入。それと「好きな映画について語らせろ」という特集のBRUTUS誌も。