日々の泡。

popholic diary

2000年5月上旬の話。

2000/5/1~15

以前からあまりの人気なさに心配していた「浜大津オーパ」にユニクロとライトオンが同時オープン。これでちょっとはましになるかな。

パルコまで「テレタビーズ展」見に行く。イギリスはやっぱ、こんなのうまいな。誰かテレタビーズのパロディコントやってくれないかなぁ?僕のアイデアとしては桂ざこば師匠とか仁鶴師匠とか関西ダミ声系落語家の方々にテレタビーズに扮してもらってのコントがいいと思うのだが。

新番組「わらいのじかん2」見る。松本人志による「ゆる~い」番組。松本氏はもうテレビでは真剣に「笑い」やらないのかな。「ビジュアルバム」3部作である種、達成されてしまったからなぁ。次はもう「映画」なんだろうな。ま、それでもちゃんと爆笑させてくれるからいいんだけど。でも釈由美子はいいねぇ。

ブロスのコラムで川勝正幸氏が紹介してたSENOR COCONUT「EL BAILE ALEMAN」購入。細野さんとHATなんてユニットやってるアトム・ハートのプロジェクト。ラテンでクラフトワークをカバーというこのセンス。このユーモア。偉い。

約10年ぶりぐらいにレンタルCD借りる。基本的にレンタルは好きじゃないんだが、MDコンポ購入したのと、さすがにこづかいなくてそうそう買ってられないという経済状況から。サニーディサービス「MUGEN」、小野リサ「ボッサカリオカ」、砂原良徳「THE SOUND OF 70'S」借りる。

GW突入。いつものメンバーと飲み会。今日は実に7年ぶりに会う後輩達といっしょに。店貸し切り、持ち込みで大いに楽しむ。Uと二人して30男の人生観、恋愛観、などなどぶちまける。結論としては「フランス小娘に翻弄されたい」とかそういうもの。なんだ、そりゃ。しかしさすがに30男、話題が仕事のことになると一気にトーンダウン。先日結婚したKの「結婚式で乾杯の音頭とった上司がリストラされた」という話なんて、もはや笑えない。まじで厳しいよ。で6時間あまり喋り続けお開き。

甘ったれたバカなガキが引き起こす醜い事件。人を殺していいなんて理由も言い訳もない。

このGWは公園好きの娘連れて連日の公園めぐり。ま、安上がりでいいのだが。さすがに最終日はゆっくり休もうと思ってたのだが、妻が先に風邪でダウン。しょうがないので娘、自転車にのせて今日も公園へ。砂場での砂遊び、滑り台とブランコで娘は上機嫌。満面の笑みの娘はほんとに天使に見える。

休み明けそうそう体調不良。風邪ひいたようで鼻水がとめどなく。

会社の飲み会。久々に自分のダメさ加減を実感する。というか、もう俺にはこういう上っ面の大盛りあがりに参加する能力も意志も資格もないな。残念ながら俺は相変わらず子供で、こういうの受け入れる度量を持ち合わせていないのだ。便所でゲロゲーロのゲーと吐きながら「生きにくさ」を再認識。帰りの地下鉄、ヘッドフォンステレオからはトッドラングレン「BELIEVE IN ME」。泣ける。

TVブロス誌「おすぎとピーコ特集」熟読。学ぶところ多いに有り。何も恐れなくていい。自分のままで生きればいいのだ。大切なのは「愛」と「叡知」と「ユーモア」だ。

「ナイトインナイトナンバ一番館 太平シロー特集」ビデオで。涙なしでは見れない大感動作。レッツゴー3匹師匠との深い師弟愛に涙。

娘実家に預けて妻とシティボーイズライブ「ウルトラシオシオハイミナール」見に行く。ここ数年恒例になってる。さすがにいい仕事してる。音楽、パンフに至るまで、これぞ大人の仕事。でコントだがナンセンスかつ大スペクタクルというとんでもない傑作。今回はきたろう氏が特に素晴らしかった。客演の野宮真貴嬢もいい味出してた。でコント後に上映された短編映画「まぬけの殻」もおもろい。オフビートってこういうことなんですね。ここんとこ嫌なニュースが多かったり、いろいろ辛いこともあるんだけど、こういうの見ると生きていける。やっぱ「愛」と「叡知」と「ユーモア」なんだって、必要なのは。