日々の泡。

popholic diary

1999年5月上旬の話。

1999/5/1

今日も仕事。GWって一体なんだ?土曜の朝の電車はスーツ度低し。大阪駅は大きなバッグ持った家族連れや学生でにぎわってるが関係なく俺の一日は始まる。だらだら仕事してるうちにもう4時。梅田の本屋で杉作J太郎「ヤボテンとマシュマロ」購入。帯のなんともいえん表情をした杉作氏の横に書かれたコピー「生きていくのがつらい日は」ってのがいい感じ。ついでにコミックキュー買う。特集は「TEZUKA,Osamu REMIXIES」。今号は表紙のデザインが最高。しかし土曜の仕事後、一人で梅田の地下街をぶらぶらしてるといつもたまらない気持ちになる。なんだろう。この胸が切り裂かれそうになる感じ。どうしてこうも世界は切ないのか。音楽は佐野元春&ホーボーキングバンド「THE BARN」。名盤。

親子丼の夕食作って「いろもん」の特番見ながらみんなで食べる。食後もまた「いろもん」ビデオで。ゲストはりあるキッズ。ボケの方はかなりセンスいいがこれをどこまで維持できるか。ちょっと厳しいかなって気もするが。それにしても今田、東野はおもしろいな。「ごっつ」終了は二人にとっては結果プラスだったのでは。そして「純情学園男組」続けて見る。

1999/5/2

9時起床。朝からCD数枚聞く。ピチカートファイヴ98年夏のシングル「きみみたいにきれいな女の子」を数回リピート。昨年のベストソング。「きみみたいに/きれいな女の子が/どうして泣いてるの/きみみたいに/すてきな女の子は/どこにもいないのに」こんなフレーズをさらっとだかどうだかはわからないが書けてしまえる小西康陽氏はやはり天才である。この切なさこそがポップミュージックの本質なんだ。で続いて96年春のシングル「ベイビィ・ポータブル・ロック」。カップリングの「悲しい歌」ストリングスバージョンにまたもグッとくる。そして次は小西プロデュースで窪田晴男のアレンジが素晴らしい和田アキ子によるカヴァーバージョンの「悲しい歌」。そして同じく小西作、和田アキ子歌の「真夏の夜の23時」。めちゃめちゃキャッチーな R&B歌謡。これは絶対聞いといたほうがいい。なんだかすかしたR&Bな曲が巷に溢れてるがアキ子の前ではもう相手にもなんない。でムーンライダーズ「スイート・ビター・キャンディー」。いいんだ、これがまた。鈴木慶一のボーカルは年々また良くなってるもんなぁ。ちなみにこの曲、奥田民夫氏がゲストボーカルなんだが奥田ファンでも知らないんじゃないか?

で家族でお出かけ。妻が大学時代の友達と合うのについていく。僕にとってはみなさんクラブの先輩にあたるのだ。で会合場所は京都の某有名寺院。大学時代から美人で有名だった先輩が嫁がれているのだ。なぜ妻についていったかというと寺院の内部を見てみたいという好奇心というのは建て前で実はこの先輩に会いたかったからだったりする。で寺院は新撰組の墓なんかがあってかなり広い。保育所や老人ホームまで敷地内にあるんだから凄い。事務所地下の応接室に通される。この地下フロアだけで我が家より明らかに広い。こんなだったら収納に困らないだろうな。で妻たちの会合が始まるが、皆さんにとっては後輩でありつつ友人の旦那であるという微妙な立場の私は結局居場所もなく娘といっしょに境内で遊ぶ。池の亀を眺めたり鳩を追いかけ回したり本堂を拝んだりしてへとへとになる。

で2時間ばかり過ごし京都の実家へ。娘を預けて妻と大阪まで出かける。まずは扇町ミュージアムスクエアで「みうらじょん大物産展」見る。会場は満員。それにしてもすさまじい物量。みうらじょんの狂気がここにはある。「甘えた坊主」「二穴おやじ」「ヤシヤン」などお馴染みのいやげ物の数々にカスハガ、巨大な「ツッコミ如来」に「エロスクラップ」「こだま・ひびきアロハ」等など。エロ・バカ・カッコイイのコンセプトで集め抜かれたグッズの数々に感動。

でそのままKTVホールへ移動。「みうらじゅんいとうせいこうザ・スライドショー・イン・大阪」が開催されるのだ。みうら厳選のスライドをもとに二人が解説、つっこみ入れていくというライブ。ちなみに二人はロックンロールスライダーズを名乗っている。で会場はこれまた満員。数年前から東京では行われていたライブだが大阪は今回初ということで期待大。で客電が落ち前面の巨大スクリーンに音楽とともにオープニング映像が映し出される。この時点で場内は爆笑。で爆笑のオープニング映像が終わりスクリーンに「FRONT ACT」の文字が浮かび上がる。そして次の文字がなんと「大木こだま・ひびき」。次の瞬間、ライトに照らされたステージにはこだま・ひびき師匠が。もちろん会場は割れんばかりの拍手である。思わぬ登場に会場大興奮の中、漫才が始まる。「そんなやつおらんやろ」「往生しまっせ」から新ギャグ「さぶ~」まで僅かな時間ではあったが最高。みうら氏はここ数年こだま・ひびき東京公演のプロデュースをしており今回その恩返しというわけでフロントアクトを勤められたとのこと。でこだま・ひびき師匠の呼び込みでみうら、いとう両氏が登場。のっけからがんがん笑わせていく。みうら氏はシャツを脱ぎ「にゃんまげ」Tシャツでいきなりの先制パンチを繰り出す。でスライドスタート。にゃんまげに飛びつきに日光江戸村まで行った話から次は「こけし」がくると新キャラ「こけしのじゅんさん」をわざわざ作成しに産地まで飛んだという話、日本中のとんまな祭りを追う「とんまつり」全国の寺院でむかつく絵馬を発掘する「ムカエマ」等など80枚に及ぶスライドを駆使して二人のトークが繰り広げられる。「尻ふり祭り」見るためにわざわざ九州まで飛ぶみうら氏に「あんた、どーかしてるよ!」とつっこむいとう氏。ここ数年ないぐらい笑った。しかしここ数年マイブームという言葉が簡単に使われてるがそう簡単に使ってはいけない。ここまで狂わなければ。みうら氏はもはや「気違い」(もちろん最大級の誉め言葉)の域までいっている。で妻と二人して思いだし笑いしながら帰る。今日は京都の実家にお泊まり。

1999/5/3

実家の朝食は豪華である。結婚して家出てからはたまに行くとお客様状態なので居心地いいったらない。で今日は兄貴の引っ越し手伝い。ついに結婚することになって大阪に越すことになったのだ。京都~大阪2往復する。車中で兄貴と珍しくトーク。結婚のことや両親のことなどいろいろ。まぁ男30前後、お互い考えることも多くなるのだ。

でカーラジオでトミーズ健。兄は今、トミーズ健が最高と大絶賛。で夕方なんとか終了し家族でステーキ食べに行く。もちろん親父のおごり。分厚いテンダロインステーキ頼むが娘は全くじっとしてないので気になって食べた気しない。当分はこうなんだろうな。で娘は帰りの車中で熟睡。娘をそのまま実家に預け妻と大津に帰る。

帰ってテレビで市川準監督「東京夜曲」見る。切なさに満ち溢れててたまらん。これは暗闇の中、スクリーンで見たかったな。でこの映画見たからってわけでもないだろうがその晩、ものすごく切ない夢を見た。内容はちょっと内緒だが切ないんだけど凄く前向きな気持ちにさせられる夢。生きていく中で多くのことを忘れさってしまうけど決して忘れられないことってのがいくつかある。それは時によって傷だったり、むしろ忘れてしまいたいことだったりするのだがやっぱり自分にとってかけがえのないことなのである。永遠に残っていく想い。心の奧でダイヤモンドのように輝く永遠の想い。たった一つでもそんなものがこの胸に残っていればそれだけでこの人生十分だと思う。

1999/5/4

朝から雨。GWであるが仕事。新規オープンする店のオープニングセールの手伝いに米原まで。店の前にテント出して在庫品なんかを売りさばくのである。まぁ問屋にありがちな仕事っすね。で1週間ぐらい泊まり込んでる担当の同僚に合流し仕事にかかる。しかし雨、風が激しく全く客来ず。こんな雨の日に店の前にテント出して売り出ししてるほうがどうかしてる。で風でテント飛ばされそうになりながら寒さに震え一日過ごす。

で夕食ぐらい豪華にと思ってたが休み中でどこもいっぱい。結局、先輩の「カレーでええやん」の一言でカレー屋に。こんな日に一日働いてカレーはないやろと思いつつ野菜カレーを流し込む。で食い終わりコーヒーでもと店を出るとき駐車場で事故る。まぁ駐車中の車にちょっと引っかけた程度なんだが一応警察行ってなんやかんや処理。運転してた同僚はしきりに悔やんでいた。でまぁ処理は簡単に済みホテルへ。近くの銭湯で身体洗い流しおとなしく寝る。

1999/5/5

昨日に引き続き仕事。今日はイラストレーター呼んで店内で似顔絵のイベントなんかやる。しかし1週間近くやってるセールの最終日。さすがに客の集まりは悪い。暇なので一枚似顔絵書いてもらう。針すなお直系のイラストレーターさんは色紙にサインペンであっと言う間に書き上げていく。これがむちゃくちゃ似てるんである。ものまね王座に出てくる似顔絵みたいに書かれた自分の顔に思わず苦笑。

で7時店じまいして後片づけ。明日まで残る同僚に駅まで送って貰い米原から妻の実家まで。今日はお祭りでみんな集まってたらしくごちそうが残ってるので食べてけばという訳。で行って義姉にすき焼き用意してもらい食べる。で家まで妻、娘ともども義父に車で送って貰う。そんな訳でまた明日から仕事かと思うと・・。

1999/5/6

朝の電車、やたら込んでる。休みあけの仕事はやたら忙しく、すっかり消耗する。何やってたかも思い出せない。帰りの音楽、カーティスメイフィールド「THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY」。カーティスの声に包まれ疲れた身体をいやす。

1999/5/7

今日も仕事。なんとかこなし8時終業。疲れたながらもなんとなく梅田ふらふら。本屋寄って、タワーレコードといういつものパターン。別になに買うってわけではないのだが。ぼんやりCD眺めてたらムーンライダーズのCD持ってる奴がいたので珍しいなと思って顔みたら友人Kだった。なんたる偶然。二人ともなんとなく飲みたい気分だったのでそのまま梅田の街に繰り出す。

Kとの付き合いはもう10年にもなるがさしで飲みに行くのは初めて。ちなみにKはこのHPの元になった自主制作雑誌「OFF!」の創立メンバーであるのだ。でKとは共通の言語で話せるから気持ちいい。打てば響く会話ってのはやっぱいい。この日記に書いてるような内容って結構普段通じない事が多いしする機会もないんだよね。で話はめちゃくちゃ盛り上がる。基本テーマは「生と死、そして狂気」ってとこか。「枝雀師匠の死が残したメッセージ」「ポップミュージックとはイノセンスの喪失である」「本当に強い人間というのは長淵剛ではなく、なぎら健壱である。俺達はなぎらを目指す」「漫画家になぜ天才が多いのか」「自分を出すこと、自分を消すこと」「ポールマッカートニー的世界観を今、求めている」「パラノイアに生きろ」「テレビマンの傲慢さがテレビをつまらなくした」「自分の中の暴力と向き合え」「大学時代の小野(私)はイヤな奴だった」「20才ぐらいの時は鈍感な奴が許せなかった」「人の数だけエロの数有り」「コレクターの狂気を見習え」「経験ではなくどれだけ感じられるかだ」などなど久々にアドレナリン噴出って感じだった。やっぱ普段考えてることをストレートにぶつけられるというのはいいことだ。それに対してなんらかのレスポンスが有りまた次に進めるから。向こうからしたら物足りないかもしれないが僕にとってはKの存在はありがたいものだ。数少ない次に進ましてくれる相手で言ってることが全うだし信頼できる。今、偶然に会ってこうして話したってことは絶対そういう必然があるんだなんてことを言い合って別れる。最終電車に乗って帰ったらもう1時過ぎ。それからなんだか寝られずネットとか覗いて3時就寝。

1999/5/8

9時起床。ねむすぎる。で朝から娘連れて八瀬のスポーツバレー京都まで出かける。一応遊園地になってるんだけど娘はまだ小さいのでほとんどの遊戯施設に乗れなかった。2時間ばかり遊んで北大路のビブレで買い物。食料品売場で娘は腹がすいてたのか試食品を食べまくり。スパゲティーなんかおかわりしてた。おやつに昌生堂のクリームパン。めちゃくちゃうまい。カスタードクリームにはちょっとうるさい男であるがこれはまいった。おすすめ。

で帰りの車中で娘は熟睡に。帰っていっしょに寝ようかとも思ったがちょっとしたいことが多いので部屋でコンピューターに向かう。会社で HP用の素材集借りてきたのでいろいろリニューアル考える。しかしいくら時間あってもたりないなぁ。飯食って娘と風呂。寝るまで娘とずっと引っ付いてる。

1999/5/9

朝からCD三昧。まずはジャッキー&ロイ「DOUBLE TAKE」。小粋なジャズを聞きながらの朝食はいいね。でピカデリーサーカス。何度もいうが名盤。残念ながら今一番聞かれてない類の音楽だと思うが、音楽の魔法を感じさせるミラクルな一枚。こういう音楽こそ売れてほしい。でクラムボンのマキシシングル「はなればなれ」。最近新しいバンド探すのがおっくうになってるのだがこのバンドは当たり。2曲目の「みつばち」って曲が大好き。おすすめします。でチエコ・ビューティーの「DO THE MIRACLE」。「Beauty's」というアルバムに収められたすごく好きな曲。でこの曲、先日亡くなったスカパラ青木達之氏が書いた曲。どうして死んじゃったのかなぁ。こういう死に方はかなりこたえる。これからの音楽シーンにおいて重要な位置に立つべきミュージシャンだっただけに本当に惜しまれる。しかし今はご冥福をお祈りするしかない。

で家族で買い物。そのまま京都の実家へ。母の日のプレゼント届ける。実家にはたまたま兄貴がいたのでいっしょに電気屋へ。結婚祝にFAXを購入。結構な出費だが俺も結婚したとき兄貴にテレビ買ってもらってるからちょうどいいお返しだ。母が夕食食ってけってんでご馳走になる。ついでに娘と風呂まで入って大津へ。

1999/5/10

先日の振休で今日は休み。朝から娘と教育テレビ。「街角ドレミ」のアフロにヒゲ面の親父、インパクト大。コミカルかつシャープなダンスといい「チェッチェッコリーチェッコリッサー」という意味不明な歌といい要注目。

で弁当持って家族で日野にある「ブルーメの丘」へ。2年前のGWに行った時はオープンしたばかりだったこともあって混みに混んでいたのでたどり着くまで数時間かかったが今日は平日。1時間で到着。駐車場もすかすか。天気もいいし、いい感じ。娘と放牧されてる羊や馬を見て広場で遊ぶ。お腹がすいたので石釜パンにしぼりたて牛乳、手作りソーセージ買って弁当といっしょに食べる。おいしい。天気のいい日に外で食べるとどうしてこうもおいしく感じるのか。広場ではドイツ人の楽団が民族音楽を演奏してる。娘はしっかり前に行って踊り始めた。ドイツ人のおっさん達に囲まれ娘もご満悦。子供のこういう姿を見るのは親としては最高の喜びである。でスワンに乗ったりソフトクリーム食べたりして数時間を過ごし娘も疲れてきたところで帰る。帰りに愛東町の道の駅に寄って手作りジェラート食べる。あっさりしてておいしい。で大津へ。すっかり疲れ切って眠い。草津のパーキングエリアでオロナミンC飲んでなんとか大津まで帰り着く。帰って即夕寝する。

1999/5/11

9時起き。前日はHPの原稿書きを夜中3時まで。身体ぼろぼろって感じだがやってしまうんだよなぁ。で昨日買った石釜パンのおみやげ持って妻の実家へ。

そのまま妻はバイトに入ったので娘を義母に預け一日自由時間もらう。速攻でパルコ行ってタワーレコード紀伊国屋覗く。って結局これかい!タワーでジョンサイモン「JOURNEY」とハースマルティネス「HIRTH FROM EARTH」購入。紀伊国屋では江口寿史犬の日記、くさいはなし、その他の短編」購入。江口氏も僕に多大な影響を与えた人物の一人。小学4年の時「すすめ!パイレーツ」6巻に大爆笑して以来、氏の作品は全て読んでる。この人は間違いなく天才。やはりもっと作品書いてほしいがこのまま書かない漫画家として有り続けるのもありかなと最近は思う。そうそう、江口氏といえば10年近く前FMで深夜番組やってたんだけどその時、すでに解散していたShi-Shonenの「手編みの天使」という曲をかけていて凄くうれしかったのを憶えてる。選曲も全部江口氏がやってたのだが音楽の趣味驚くほど同じだった。

で帰ってナポリタン作って食べる。立命館大学近くの喫茶店「マイン」のナポリタン、もう一度食べたいなぁ。で電気屋へ車走らせる。かねてから購入を考えてたスキャナーをついに購入。これでこのHPもすこしは見やすくなるかな。帰って早速接続する。試しにいろいろスキャンニング。なかなかおもしろい。でこれでもう自由時間終わり。夕食の下準備して妻と娘を迎えに行く。鳥の大判唐揚げ香味ソースを作ってみんなで食べる。楽しい時間ってのはすぐに過ぎ去る。また明日から出張なのだ。

1999/5/12

5時起きで出張。ひかりで京都出て静岡でこだまに乗り換え小田原へ。駅前で車借り今回は神奈川巡業。一件目から会社の文句つらつらといわれいきなりいやな気分。重い気分のまま松田町へ。すかいらーくで昼食。昼下がりのファミリーレストランは疲れ切ったサラリーマンと暇な主婦で溢れている。これが現実なのだ。仕事こなしつつ最後の商談場所、津久井町へ。凄い山の中。さっさと終わらし今夜の宿、東京都青梅市へ車走らす。ホテル前のレストランでかれいの煮付けの夕食。休み明けの出張ですっかり疲れきる。

1999/5/13

今日も朝から仕事。当たり前か。いつものようにニッポン放送聞きながら激走、商談の繰り返し。青梅市から神奈川県厚木市に戻ってスーパーの駐車場でパンの昼食。味気ないなぁ。で平塚市で数店つぶして終了。おもしろくもなんともないね。今夜の宿泊地、藤沢入ってホテル付近を少し散歩。

ちょうどレコード屋があったので覗く。ムーンライダーズ関係のCDがめちゃくちゃ充実しててびっくりする。そば屋でそばとごはんと生姜焼きという無理なセットを食べる。割とおいしい。イトーヨーカドーでプリンと野菜ジュース買って部屋へ戻る。つまんないなぁ。テレビ見て過ごす。ぼーっと「舞妓さんは名探偵」酒井美紀ちゃんは一点の曇りもなくかわいい。世の中にはこんなかわいい子がいるんだなぁ。しかし京都弁は無理矢理。あと船越栄一郎田村正和古畑任三郎を意識したと思われるオーバーな演技は逆にありだな。やばい頭髪の後退ぶりといいあんがい注目かも。「どっちの料理ショー」罪のない番組だ。ゆるすぎるぐらいゆるいが結構楽しめる。「ダウンタウンDX」最近毎週楽しみになってきた。

で持っていった杉作J太郎「ヤボテンとマシュマロ」読了。ばかばかしくもセンチメンタルな傑作。おすすめ。

1999/5/14

久々にホテルで朝食。バイキングスタイルはいいがバイキングにするほど種類がないのが残念。でも昔泊まったホテルでパンとゆでたまごとみかんとレタスしかないにも関わらずバイキングスタイルだと言いはってたの比べたらましだけど。

藤沢から横浜市内へ。昼食食べる時間なかったのでコンビニへ。だめだ、だめだと思いつつ大福買ってしまう。しかし疲れた時に食べる甘い物はうますぎる。で新横浜で車返しお仕事終了。

横浜アリーナで誰かのコンサートあるらしく駅前はダフ屋でいっぱい。駅前の本屋で文庫本を2冊。小林信彦の「<超>読書法」と「和菓子屋の息子」購入。駅でとんかつの夕食食べ7時過ぎの新幹線に。700系のぞみに初めて乗る。まぁ乗ってしまえばどうということはないのだが。大津に着いたら10時。寝る寸前の娘と対面。一人風呂入って娘の横で寝る。

1999/5/15

仕事。だから土曜の仕事はやる気ないっていってるでしょ。仕事そこそこして終業時間ですぐ帰る。

梅田をいつものごとくうろうろ。本屋で快楽亭ブラック「日本映画に愛の鞭とロウソクを」購入。読書家ってわけでもないが最近活字ばかり見て過ごしてるような。日記もなんだかんだ言って続いてるし、というかより濃くなっていってるような気もする・・。

帰って妻と娘迎えに行ってといういつものパターン。夕飯食べながら「サタスマ」。中居って野郎はかなりしたたかだなぁ。なんかちょっとキャラ作りに過ぎるんじゃないの。寅さんにでもなりたいのか。困ったもんだ。で少し風邪気味なのでHPの更新も休んで「純情学園男組」見て静養。しかし男組むちゃくちゃおもろい。今田最高。