日々の泡。

popholic diary

2020年3月のTweet

2020/3/1

岩井澤健治監督「音楽」を観た。「音楽の初期衝動」なんて言葉は使いがちだが、まさにその初期衝動をアニメ化。観ている間、自分が今までしてきた「音楽体験」がフラッシュバック。音楽に触れて魂がこうふわっと一瞬持ちあがるような感じ。観終わった後、猛烈に音楽に触れたくなった。

昨晩観たKaedeさんのインスタライブ。彼女の歌声もさることながら佐藤優介氏の生ピアノがとにかく素晴らしかった。とてもいいものを観ることが出来た。

日曜の朝からアリ・アスター監督「ミッドサマー」観てきた。いやー監督イかれてんなー(最高級の褒め言葉!)白夜に浮かぶ悪夢のワンダーランド。とんまつりスウェーデン、藤子F不二雄先生のヤバい短編と藤子不二雄A先生の黒い短編、あるいは全盛時の松本人志のコントか。とにかくイかれてて最高!まぁめちゃくちゃ計算されてて、深い意味もあるんだけど、なんというか、怖いを通り越して思わず笑ってしまいました。という感じ。万人にお薦めはしないけど、個人的には突き抜けたハッピーエンドだと思ったな。20年前の松本人志なら作れたかもとふと思った。今はもうあらゆる意味で無理だけど。「しんぼる」の後にこういう作品作れてたら「世界のマツモト」になってただろうなとか。

2020/3/9

寺尾紗穂さんの新作。またしても素晴らしい。なぜこんなにも胸を打つのか。シンプルな言葉とメロディ。大切な誰かに宛てた手紙のように真摯で嘘がない。


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2020/3/14

ウィルスに絡む何気ない会話の節々から、無自覚なヘイトや無意識な差別が顔を覗かせる。その瞬間に遭遇する度、心がきゅっと縮こまる。見えない小さな無数の傷が心の表面についていく。なんだかとても疲れている。

とりあえず2009年の少女時代を観て元気を出そう!

2020/3/19

「文春」読んだ。それでもなお殺人者は嘘を吐き、逃げ続けてる。国が腐っていく様を呆けたように眺めるしかないのか。こんな政権はクソだと叫び続けるしかないのか。虚しさが募る。

2020/3/22

ラジ・リ監督「レ・ミゼラブル」を観た。舞台はパリ郊外の犯罪多発地区。敵対する犯罪組織や高圧的な警察官、街は常に緊張状態。些細な事件をきっかけに暴発する人々。分断が進んだ社会が辿りつく地獄、そしてそれに反旗を翻すのは誰か。今観るべき大傑作!

2020/3/26

「どっきりナイト7」今夜決定ドリンク篇の影響で40年ぶりぐらいにネクター飲んだ。子供の頃大好きだったなー。もはやほぼ桃。美味しかった!

2020/3/28

朝ドラ「スカーレット」最終回。さりげなく、力強いラストで良かったな。

三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実」を観た。69年1000名を越える学生たちの前で行われた三島由紀夫と東大全共闘の討論会。緊張感がありながらも時にユーモアも交えながら言葉と言葉がぶつかり合う。右と左、相反する思想ながら、お互い敬意を払い、しっかりと“言葉”が通じ合っている。丁寧な言葉で、笑いを交えながら語る三島。学生達の言葉に耳を傾け、しっかりと言葉で返していく。論客、芥正彦がまた凄い。言葉の剛速球の投げ合いに、三島もちょっと嬉しそう。映画でも言及される「熱と敬意と言葉」。今の政治に欠けているものがそれだ。毎日のように「熱」も「敬意」も感じられない「言葉」以前のコトバが政治家から発せられる。三島と東大全共闘。右と左にいながら、倒そうとしたのは共にそんな「政治」であり「システム」だった。だが50年たった今、熱と敬意と言葉は消え去ってしまった。

熱も敬意も無いプロンプターに映される文字をただ読み上げるだけ。今の政権からは「言葉」そのものが通じない怖さがある。いくら言葉を尽くしてもまるで通じない怖さ。

映画館からの帰り道、角田さんの「蛤御門のヘン」でまさに「三島VS東大」話。東出VSレポーターのバカバカしさが際立つ。あと「熱と敬意と言葉」を今一番感じさせてくれる人って誰かなと思い一番に頭に浮かんだのは杉作J太郎さんだなー。まさにその3つを高いレベルで兼ね備えている凄い人!

2020年2月のTweet

2020/2/9

イ・ハン監督「無垢なる証人」を観た。情熱を失い人生に少々疲れ気味の弁護士スノ。担当する殺人事件で検察側の証人として立つのは唯一の目撃者である自閉症の少女ジウだった。少女との出会いで自分自身を見つめることになるスノ。捻りのある法廷劇であり、ゆっくりと心が温まるヒューマンドラマ。自閉症の少女との交流なんてストーリーだし感動に逃げると一気に胡散臭くなってしまうのだが、チョン・ウソンの誠実さが滲み出る演技がそこを抑えていた。そしてキム・ヒョンギの嫌みにならない名演技がとにかく素晴らしい。

シネマート心斎橋ポン・ジュノ監督、2003年作「殺人の追憶」を。随分前にDVDで観て以来、スクリーンでは初。改めて観て、ケレン味溢れる実に映画的な面白さが詰まった傑作だと再認識。観客を驚かし映画に惹きつけ引きずり込むを徹底的にやってる。最後はしっかりソン・ガンホの顔が頭に残る。

2020/2/10

「パラサイト」アカデミー賞受賞素晴らしい!ここ数年、韓国映画を観れば観るほどその面白さに魅入られ虜になってきた。いやーほんとステージに並ぶポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ兄貴をはじめとするキャストの皆さんを観て心底感激したなー、いや、まじ、泣けたっす。

2020/2/16

昨日はMONO公演「その鉄塔に男たちはいるという+」へ。20年前の作品に新メンバーによる前日譚的短編を加えるという30年を迎えた劇団だからこそできる構成。20年で社会が作品に近づき、物語の核となる“想い”がより強く響いた。個と集団、分断の果ての悲劇、ポップカルチャーの存在意義など想いが巡る。

深田晃司監督「よこがお」を観た。去年見損ねていたのだが先日配信で観た「淵に立つ」があまりに面白かったこともあり、ちょうど京都シネマでかかったので観に行く。静かに様々な横顔を魅せる筒井真理子劇場。闇の瀬戸際、その危うい淵に立つ主人公、これもまた凄みのある作品だった。

2020/2/17

ピーター・ジャクソン監督「彼らは生きていた」を観た。第一次世界大戦のドキュメンタリーフィルムが現在の技術で色鮮やかに生まれ変わる。生々しくリアルな映像はまさにそこに彼らが生きていたということを饒舌に物語る。戦場の悲惨さを、戦争の無意味さを、無情にも炙り出す。

ずっと本屋が好きだった。学校帰り、会社帰り、出張先、ちょっと時間があると本屋に行っていた。今住んでいる街にはもう本屋は無くなってしまった。正確に言うと一軒あるんだけどこれがもう本に愛情を感じない品ぞろえで足が遠のいてしまった。

2020/2/22

朝から出町座へ。片渕須直監督「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」をやっと観た。確かにこれは単なるロングバージョンではない。まさに「さらにいくつもの」物語が幾重にも重なり、彼女、彼ら、そこに生きていた全ての人々の息遣いをより感じられた。すずさんとリンさんの人生が互いに交差し重なっていくように、それぞれの世界が様々に形を変え、動き、影響しあい、新たな世界を作り上げていく。戦争という圧倒的な暴力が世界を分断しようとするけれど、人々の「暮らし」が静かに強くそれに抵抗する

2020/2/23

ミスター老害!もう「森喜朗のひとりオリンピック~ピンチをチャンスに!」でいいと思う。真夏の炎天下に森喜朗が一人でフルマラソンに挑む!東京湾で溺れかける喜朗!とか観たいな~。最終的に「森ちゃんは死なへんでぇ~」と絶叫。国民はクーラーの効いた部屋で爆笑しながらテレビ観戦!

2020/2/24

久々のライブは「青山陽一 the BM's@ムジカジャポニカ」。まーとにかくスゲーわ。穏やかな見た目とは相反して、最強かつ最凶とんでもない音のモンスターぶり。凶暴な演奏にざっくり喉元をやられた。このバンドに映画のサントラとかやって欲しい。探偵もののドラマの劇伴とか絶対合うと思うな。

カン・ヒョンチョル監督「スウィング・キッズ」を観た。1951年、朝鮮戦争時下の捕虜収容所。対外的なイメージ作りの為に元タップダンサーの黒人下士官のもと戦争捕虜によるダンスチームが結成されることに。ダンス映画でありながら、悲劇が重くのしかかる反戦映画でもある。また凄い作品が生まれた!心躍る音楽と圧倒的なまでのダンスシーン。寄せ集めのダンスチームがイデオロギーを越えて一体になる。「サニー」の監督だけあってユーモアもたっぷりなのだが、それゆえに戦争の愚かしさ、不条理さが痛々しく胸に刺さる。分断される世界、剥き出しの差別、今の時代に響く。主人公を演じるのはトップアイドルであり演技派、信頼と実績のD.O.(EXO)。彼の類まれな身体性がまさに映画をスウィングさせる。そしてダンスチームの紅一点、パク・ヘスも素晴らしかった。パワフルな歌とダンス、そしてドロップキック!

2020/2/25

サム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」を観た。第一次世界大戦のさなか前線にいる部隊に作戦中止の命令を届ける二人の兵士。ただ二人を追うだけの映画なのに(だから)ずっとクライマックスシーンが続く。この前「彼らは生きていた」を観たとこだったので現実はもっと悲惨だったんだよなと思う。しかし僕なら最初の5分で心折れ、20分で死んでただろう。雨が靴に沁みて足先がちょっとグチュグチュになるだけで本当に嫌な気持ちになる。そんな俺には到底無理だ。でもやっぱり戦争ってバカがやることだと思う。

2020/2/28

HIKARI監督「37セカンズ」を観た。生まれた時に37秒息をしていなかったことで障害を抱えるユマ。過保護な母、自分を利用する友達、閉じられた世界から抜け出そうとする彼女の姿を描く。障害者の日常を逃げずに描くことで、誰もが自分自身の物語であると感じられるその先に到達する。観るべき映画!主人公を演じるのはオーディションで選ばれた佳山明さん。彼女自身、脳性麻痺で障害を持つ。彼女の表情、声、身体の動きが様々な"壁"を壊していく。観ている側が勝手に作ってしまっていた壁をも容赦なく壊してくれる。

 

2020年1月のTweet

2020/1/3

新年最初の映画観賞はイ・ビョンホン監督「エクストリーム・ジョブ」。解体の危機を迎えるダメ麻薬捜査班。犯罪組織を見張るべくアジト前でチキン店を偽装営業するが図らずも大繁盛してしまい…ってなコメディ。詰め込まれたギャグにテンポの良い編集、キレッキレのアクション。最高のお正月映画!麻薬捜査班のダメっぷりを一気に見せるオープニングから捜査班5人のキャラをテンポ良く紹介しつつチキン店に行きつく展開。もしも刑事が営むチキン店が大繁盛したらの大喜利から最後はダメ刑事達が一発逆転!笑いとアクションテンコ盛りで爽快な後味。とにかく楽しい。情けなくも頼もしい班長を演じる名優リュ・スンリョンがしっかり土台を支え、美人女優イ・ハニが最強のアクションを魅せる。そして強烈な悪役で一気に知名度を上げたチン・ソンギュが一転して爆笑をかっさらう!マ・ドンソクに続く個性派スターの誕生だ!あと数々の映画でいい味出しまくっているイ・ドンフィが今回は真面目故に笑いが起きちゃうというこれまたいいキャラ。お気に入りの俳優さんなので嬉しい。

しかし正月早々、眩暈&ぎっくり腰に襲われなかなかの不調ぶり。とりあえず身体を休ませろということか。

2020/1/7

KaedeさんのAL「今の私は変わり続けてあの頃の私でいられてる。」日本の女性ボーカルで今一番好きな声かもしれない。名曲揃いで素晴らしい。

2020/1/8

めちゃくちゃいい!特にボーカルが以前より柔らかく深みを増しているよう

YeYe - 暮らし(Official Music Video) - YouTube

2020/1/9

NHKはAI美空ひばりよりAI沢尻エリカを作っといたほうが良かったんじゃないか

年末に届いた桶田知道氏のプロジェクト「NOTO」をここんとこ聴いている。もし今が1986年ならノンスタンダードレーベルからリリースされていただろう。つまりは大好きな音。でもノスタルジックではなく瑞々しくどこか苦味がある。懐かしく未来的であり今に響く-時間を飛び越えた場所にある。そんな音楽

2020/1/10

今まさに「パラサイト」観終わりました。もう放心状態です。すげーとこまで連れて行かれた!

ポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」を観た。かなりハードルが上がっている状態で観たのだが、観終わってみればそのハードルすらはるか下の方に霞んで見える。こんなところにまで連れて行かれるんだと放心状態。ちょっともう別物というか、でもこれ紛れもなく「映画」なんだよなぁ。「面白い」と言っても様々な「面白い」があるわけだがそのどれもに当てはまる「面白い」に溢れている。でもちろんそれだけで済まされる訳はなく、圧倒的な力でとんでもない場所まで放り投げられる。観終わって周りを見渡せば今まで観たことも無い景色が広がっていた。ソン・ガンホのあの表情が頭から離れない。とにかく大袈裟に聞こえるかもしれないが、映画の到達点を観てしまった。という感じだ。

2020/1/11

朝ドラ「スカーレット」やっぱり八郎に肩入れして観てしまう。喜美子の才能を誰よりもわかっている八郎。そりゃ追い込まれてしんどいわなぁ。自分は天才じゃないからこそコツコツと積み上げてきているわけで、壊すことが出来たらどれだけ楽かという…

東海テレビのドキュメンタリー、圡方宏史監督「さよならテレビ」を観た。被写体は自社の報道部。カメラが容赦なくテレビの内側を曝け出す。最後までヒリヒリとしてて、落ち着かない。あえて言うとこれは「さよならテレビ局」じゃないか。テレビの「闇」を暴いてるとまでは思わない。人を人とは思わない大企業の傲慢さが炙り出される。権力の監視・弱者の視点をなんてかっこいいこと言っても「テレビ局」だって所詮は数字至上主義の「会社」でしかない。でも取材の対象になってるのは派遣社員である記者さん達が主でやっぱり映しやすい、映しても文句言えない人たちなんだよね。次は株主や経営者、役員、スポンサー、代理店に迫ってみてよ。とちょっと意地悪なことを思ったり。

2020/1/13

二日連続の休日イベント仕事も終了。代休はまたしばらくとれず明日からも仕事。ふと何もかもから解放されたいなと思う。ちょっと疲れてるなー

2020/1/14

映画に散りばめられ、細部に宿る様々なヒントやメタファー。「パラサイト」してるのは誰だ?絶望と怒りが産んだ映画の強度。ポン・ジュノ監督の凄みを改めて思い知る。

tomomachi.stores.jp

2020/1/15

「パラサイト」のアカデミー賞ノミネートに興奮してるとこに、日本アカデミー賞のノミネート発表を見て愕然。どんな選び方したらこんなことになるんだよ…。全員とは言わないが個人賞もひどいな…

2020/1/17

タイカ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」を観た。第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは空想の友人・ヒトラーとともに兵士を目指す。そんな彼が家で出会ったのは母により匿われていたユダヤ人の少女だった。なんと愛らしく、悲しく、そして気高いコメディなのか。素晴らしかった!戦争のさなか、ナチスに憧れる靴紐も結べない少年ジョジョユダヤ人少女との出会い、そして戦争の狂気の中で大人になっていく。事象だけを追えば重く苦しい話なのだが、映画は愛らしくユーモアに溢れ、力強くその先へと進む。抱きしめたくなるような映画。心底感動した。主人公の少年が実にかわいらしく物語を健気に引っ張っていく。母親役のスカーレット・ヨハンソンは過去最高にチャーミング。またサム・ロックウェルが凄まじい存在感をみせる。そして監督、脚本、ヒトラー役を務めるタイカ・ワイティティ監督!天才かよ。

2020/1/18

岩井俊二監督「ラストレター」を観た。オープニング早々、鈴木慶一さん登場で「ラブレター」を想起させるわけだが、「ラブレター」の様々な記号を使いながらも甘酸っぱい恋愛物語を巧みに避けて通り、ビターな大人の物語に。より深く、広く、誰かが誰かを想うということを描く。良かった。ここで描かれる人と人の関係。例えばアーティストとファンの関係のようにも感じた。誰かの言葉や行動その存在が誰かの救いになる。自分が誰かに影響を受けたように自分もまた誰かに影響を与えているかもしれない。映画「ラブレター」を愛する人への岩井監督からの返信のよう。森七菜があの頃の酒井美紀を彷彿とさせる。女優になる瞬間、その一瞬の夏をフィルムに残せた女優は幸福である。

いやーしかし「ラストレター」観てたら、甘酸っぱい高校時代の想い出が蘇って…いや、こないよ。っつーか男子校やったやん。イカ臭い想い出しか浮かばんなー

2020/1/19

岩井俊二小林武史…わかってらっしゃる。

youtu.be

2020/1/21

ジェームズ・マンゴールド監督「フォードVSフェラーリ」を観た。「ル・マン24時間耐久レース」で絶対王者フェラーリを倒すという無謀な戦いに挑んだ2人の男の物語。むしろ「2人VSフォード」。巨大企業の強引かつ汚ねぇやり方にいがみ合いながらも絆を深め挑む2匹の一匹狼!ド迫力のレースシーンが2人の怒りや誇りを加速させる。これもまた「バカヤロウまだ始まっちゃいねえよ」な物語。

2020/1/23

映画「寝ても覚めても」はとても濃厚な作品だった。頭でダメだとわかっていても、気持ちは動いてしまう。どうしようもない心の揺れ、正しさだけでは測れないその不可思議さを描いた映画だったように思う。そりゃひと時でもあの人生を生きたなら気持ちも引っ張られちゃうわななんて思ったり。個人的にはなんつーか人間って面白いなーと思う。どう考えてもダメなんだけど、そっちに行ってしまう。あらゆるストッパーが効かなくなって、ダメな方に気持ちが動いてしまう。他人事だから言っちゃうけど、いやー人間って愚かでダメでどうしようもなくて、そこが面白い。好きな女優さんが一人増えたよ。

2020/1/24

渋かっこいいなー

[Live] Jeong Jia (정지아) - Color (틈) - YouTube

2020/1/25

クリント・イーストウッド監督「リチャード・ジュエル」を観た。1996年、アトランタ爆破事件の実録物。爆弾の第一発見者で英雄になったのもつかの間、容疑者に仕立て上げられ一気に全国民の敵にされたリチャード・ジュエル。彼を信じるのは母と弁護士だけ。まさに四面楚歌の状況が描かれる。リチャードの絶妙な容疑者感から犯人と決めつけ無責任に突き進むFBIとマスコミ。さらに怖いのはあっさりとその決めつけに乗っかる人々の群れ。無自覚なまま加害者に転じる「世間」。私刑が横行する現在を映しているよう。

2020/1/30

素晴らしいライブ演奏!スゲー!

이진아 • Lee Jin Ah ‘RANDOM’ / Live Performance (2019 이진아 연말 공연 ‘진아의 방’) - YouTube

こちらもさらに凄い。ほんわかボーカルと緊張感溢れる凄まじい演奏が同居。KIRINJIに新メンバー追加するなら彼女を推薦したい

이진아 ’냠냠냠’ • Lee Jin Ah ‘Yum Yum Yum’ / Live Performance (2019 이진아 연말 공연 ‘진아의 방’) - YouTube

2020年1月4日

とりあえず備忘録的に…

2019年のベスト映画

①「マーウェン」
②「マリッジストーリー」
③「ジョーカー」
④「フリーソロ」
⑤「ブラッククランズマン」
⑥「THE GUILTY ギルティ」
⑦「芳華」
⑧「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
⑨「国家が破産する日」
⑩「岬の兄妹」

⑪「スパイダーマン:スパイダーバース」
⑫「真実」
⑬「シャザム!」
⑭「幸福路のチー」
⑮「金子文子と朴烈」
⑯「ひとよ」
⑰「アイネクライネナハトムジーク
⑱「工作 黒金星と呼ばれた男」
⑲「運び屋」
⑳「ウィアーリトルゾンビーズ

2019年12月のTweet

2019/12/3

遅ればせながらダニー・ボイル監督「YESTERDAY」を観た。もしもビートルズのことを自分以外みんな知らない世界だったら?という大がかりな仕掛けながら、キュートなロマンチックコメディというリチャード・カーティス脚本らしい爽やかな後味。リリー・ジェームズがいいね。

2019/12/6

大津アレックスシネマでヤングポール監督「ゴーストマスター」観てきた。キラキラ映画の撮影現場を舞台にした血みどろ壁ドンホラームービー。愛すべき映画バカ達の愛すべきバカ映画。三浦貴大演じる主人公が「桐島~」で映画秘宝読んでた神木隆之介のその後みたいに思えてきた。

2019/12/10

アンディ・ムスキエティ監督「IT/イット THE END」を観た。あれから27年後、大人になった負け犬達が再びITと向き合う。思春期に置いてきたもの、自分の中で蓋をしてきたものと正面から向き合うのは怖いもの。そんな恐怖を見事に描いている。それにしてもキャラデザインは漫☆画太郎先生なのか

ソン・シンイン監督「幸福路のチー」を観た。台湾発のアニメ作品。今はアメリカで暮らす1975年生まれのチー。祖母の死をきっかけに昔暮らした幸福路に帰ってくる。人生の岐路に立つチー。大人になることで失ったもの、置いてきたもの…ファンタジックでノスタルジック、でも今を描く傑作!チーの人生を辿りながら、台湾の近現代史、差別やフェミニズムといった問題をも含めて描く。独特のゆるさを持った絵柄と想像力に満ちたアニメーションのダイナミックな動き。なんて豊かな作品なのか。素晴らしかった。

2019/12/12

イ・ジェギュ監督「完璧な他人」を観た。3組の夫婦と一人。ホームパーティの場でひょんなことからそれぞれのスマホに届く着信やメールを全員に公開するゲームが始まる。楽しいパーティはやがて修羅場へと…ってな大人のブラックコメディ。完璧な悲劇であり完璧な喜劇。震えながら笑った!イタリア映画「おとなの事情」の韓国リメイク作。世界各国でリメイクされているだけあってさすがに面白い脚本。それをチョ・ジヌンやユ・ヘジンといった揃いも揃った芸達者達が嬉々として演じるんだから面白さも倍増。言葉、表情、視線一つで絶妙な悲喜劇がツイストしまくる!

2019/12/15

「いだてん」。クドカンのたけし愛がヒシヒシと伝わってきて嬉しい。俺たちが愛し憧れたビートたけしのあるべき現在地を観せてくれた。とでも言おうか、ま、その、嫌いになりたくないんだよ、やっぱり。

ケン・ローチ監督「家族を想うとき」を観た。家族の為に宅配ドライバーとして独立したリッキーだが、個人事業主とは名ばかりの過酷な労働条件に次第に追い詰められていく。家族の為に懸命に働けば働くほど、家族の絆が引き裂かれていく。弱者が搾取されていくシステム。厳しく辛い映画鑑賞だった。朝早くから夜遅くまで必死に働く父と母。もがけばもがくほど沼に沈んで抜け出すことができない。弱者を最初に見捨てたのは国。そして社会がそれを見習う。もはや指し示す希望も無いエンディング。この映画に「感動作」なんてコピーはいらない。無力感に打ちひしがれ掌を観ろ。次に切り捨てられるのは自分だと薄々誰もが勘付いている。システムを牛耳る人たちに自分を同化させて忘れようとする人、決してそうならないと他人を蹴落とそうとする人。疑問に感じながらただ目の前の仕事に懸命な人。システムを壊す一票があるはずなのに上手く使えないでいる

2019/12/21

4週連続の休日出勤イベント仕事もやっと終了。冬の外仕事が耐えられなくなってきたなぁ。映画観に行きたいところだが、今日はテレビ。先週に続きNHKみをつくし料理帖」のスペシャル。いいドラマだったなぁ

大沢誉志幸の初期作品がサブスク配信開始したのでずっと聴いている。中二の時、紳竜司会の「ヤングプラザ」でそのパフォーマンスを観て度肝抜かれて、黎紅堂ですぐに借りた「CONFUSION」。すっかり気に入って次の正月に貰ったお年玉握りしめて初期作3枚まとめ買いした。大沢さんは最初のポップスター。大沢さんは今こそ評価されるべき。ソウル~ファンクを日本のポップミュージックに血肉化させた最重要人物でしょ。数年前にマーク・ロンソンの「Uptown Funk」が流行った時、大沢誉志幸が80年代にやってたやつ!って思ったよ。

2019/12/22

サブスクで80年代によく聴いてた曲をいろいろ辿る。好きだった白浜久が加入してた頃のARB。元々ソロアーティストだった白浜さんがARBのギタリストとして加入した時には驚いたなー。加入後のアルバム「ONE and ONLY DREAMs」は社会派ロックの超名盤。「灰色の水曜日」とか今こそ響く曲

M-1。ミルクボーイ優勝。日頃からNGK祇園花月に通うお笑いファンの妻と娘。ミルクボーイは当然の前提でどのネタを出してくるかで議論。最中よりデカビタの方が良かったかもとか、コーンフレークからの餅が面白いなどと言っていた。

2019/12/23

ジェイク・カスダン監督「ジュマンジ ネクスト・レベル」を観た。「ブレックファスト・クラブ」的な青春映画の傑作だった前作から「ネクスト・レベル」にアップグレードした続編。前作の4人に主人公のお爺さんとその旧友が加わることでコメディ要素が強まり、かつ青春モノから老境モノに。ドウェイン・ジョンソンの堂に入ったコメディ演技にジャック・ブラックケヴィン・ハートの爆笑名人芸、カレン・ギランのキレキレアクション、さらに新加入は「クレイジーリッチ」のオークワフィナ。そりゃ楽しいわ

2019/12/26

周防正行監督「カツベン!」を観た。若き活動弁士の恋あり笑いありのドタバタ活劇。正直ゆるいし、シャープな切れ味はない。でも肩の力を抜いて、のんびり、ほっこり楽しめた。爽やかなかわいげがある主演の成田凌も良かったが、珍しく悪役を演じた高良健吾井上真央が良い。

2019/12/28

ノア・バームバック監督「マリッジ・ストーリー」を観た。舞台演出家の夫・チャーリーと女優の妻・二コール。「離婚」という最後の「共同作業」に挑む二人を描く。愛しきれず憎みきれない。愛と僧の狭間で帰れない二人の姿に泣きながら笑い笑いながら泣く。大傑作だった。自分が吐いた相手を傷つける言葉に自分自身が一番傷つけられてしまう。かって愛し合った記憶に苦しめられながら、やがて気づき、築かれる新しい関係。愚かしく愛おしい男と女を演じるスカーレット・ヨハンソンアダム・ドライバーがとにかく素晴らしい。

それにしても時間の過ぎるのが早い。去年の今頃はまだ10月だったし、なんなら10年前の今頃はまだ8月だった。そんな感じ。

2019/12/30

韓国の音楽を聴き始めて今年で丸10年。全く飽きることなく毎日毎日動画をチェックし音源を聴いているが、今年は悲しいニュースが多すぎた。振り返るのが辛い。

フェルナンド・メイレレス監督「2人のローマ教皇」を観た。保守派の教皇ベネディクト16世のもとに改革派のベルゴリオ枢機卿が辞任を申し入れに訪れる。考え方の違う二人が言葉を尽くしながらお互いを理解し合っていく。穏やかでユーモアのある会話の中にそれぞれの信念が浮かぶ。これまた傑作でした。過去に犯した罪、だからこそ生まれた信念。他者との会話の中でその信念すらもアップデートしていく。迷い、悩み、考え、言葉を交わし、行動する。不寛容で何もかもを切り捨てていくような現在の中で、とても大切なもの描いている。人間の豊かさがはっきりと感じられる作品。

2019年11月のTweet

2019/11/1

珍しく家族3人でお出かけ。ダイアンのソロライブ観てきた。たっぷりとおもろい漫才を堪能。

2019/11/2

本日は大阪に出て、映画2本はしごして、ローマ軒でミートスパ決めて、夜はライブで移動中はずっとradiko。というインプット日。

カーネーション@梅田TRAD。しっとりと始まったオープンニングからカーネーションの"幅"を感じさせる素晴らしいライブ。伊藤隆博さんのジェントルかつ凶暴なキーボードプレイを堪能。そして今回は張替智広さんのドラムがちょっと凄かった。ピカピカのエンジンがバンドを、曲を、遠くに連れていく感じ。カーネーション「いつかここで会いましょう」をここんとこずっと聴いていて、今日のライブでもずしんと心に響いた。日々酷いニュースが溢れ、空がだんだんと暗くなっていくように社会が闇に落ちていく。そんな中でこの曲は祈りであり、願いである。世界中のジョーカーに捧げたい。

ホン・スンワン監督「8番目の男」を観た。2008年、韓国に初めて導入された国民参与裁判。8人の陪審員が担当するのは母親を殺した男の裁判。被告人が殺人を否認したことから裁判は大きく動き出す。実際の事件を基に見事なリーガルサスペンスに。これは思わぬ拾い物。素晴らしかった!性別も年齢も職業も異なる8人の陪審員たち。それぞれの思惑がありながらも裁判の過程で自分以外の誰かの人生に思いを馳せ、向き合っていく。思わず涙が頬を伝った。不器用ながらその不器用さゆえ事件に疑問を呈する8番陪審員を演じるパク・ヒョンシク、陪審員達の真摯な姿に「疑わしきは罰せず」の姿勢で応える裁判長役の名女優ムン・ソリと本当に韓国映画界にはいい役者が揃っているなぁ。本当、いい映画でした。

2019/11/3

今日の「いだてん」も最高でしたな。真摯にオリンピックに取り組む先人たちの物語を描けば、自ずと現在のオリンピックのどこがダメでクソなのかが浮かび上がってくるという…。前野健太増子直純のキャスティングも楽しい。徳井も凄くいい。でも今回はやっぱり信頼と実績の松坂桃李だなー

細野さんのドキュメンタリー映画「NO SMOKING」を観た。細野さんが辿った音楽の軌跡。台湾でアメリカでイギリスで、「細野さんの音楽」が楽しまれている。細野さんのリズム感覚が生みだす多幸感に包まれた。

2019/11/9

映画「プライベート・ウォー」。肉体的にも精神的にも傷つきながら、戦場に戻ってしまう。伝えなければという使命だけじゃない、突き上げられてくる何か。キャスリン・ビグロー監督の「ハートロッカー」をふと思いだした

チェ・グクヒ監督「国家が破産する日」を観た。1997年韓国を襲った通貨危機。破産が目前に迫った国の中枢で何が起こっていたかを描く。経済にはとんと弱いので難しいかなと思ったが、これがとんでもなくおもしろかった!近現代史、それも黒歴史をここまで突っ込んで描き面白エンタメにしてしまうとは!いち早く通貨危機を予測し回避しようと試みる韓国銀行のハンと国家破産に乗じて構造改革を目論む財政局次官。両者の対立を軸に、危機に投資する金融コンサルタント、危機に翻弄される町工場の経営者と3つの物語が描かれることで国家最大の危機がより鮮烈に浮かび上がる。ただの過去ではなく今、現在まで続く問題であり、今なお癒えない傷であることがしっかりと語られる。分断は加速し、富める者はさらに富み、持たざる者は貧困から脱することができない。庶民を裏切り見棄てる政府。隣の国だけのことじゃない。唸った。「バーニング」では見捨てられる側を演じたユ・アインが危機に投資することで富を掴むコンサルを演じる。まさに「バーニング」と表裏一体の物語。それにしても韓国の俳優陣はホントみんな巧すぎる。憎々しい財務局次官を演じる今最もノッている名脇役チョ・ウジンや主人公キム・ヘスを支えるチョ・ハンチョルなどみな素晴らしい

2019/11/10

忘れないように書いておこう。ドラマ「少年寅次郎」。生みの母を演じた山田真歩さんが実に素晴らしかった!

2019/11/16

白石和彌監督「ひとよ」を観た。暴力に曝される子供たちを守るために夫を殺した母が15年ぶりに子供たちの前に。壊れてしまった家族は果たして再び繋がれるのか。ってな話。確かに重いし、殺伐とした空気が漂うけれど、どこかユーモアもあって不思議な温もりがある。沁み渡ってくるいい映画だった。3人の子供たちは父の暴力から逃れられたはずが、事件によってさらなる地獄を見る。救ってくれたはずの母に対する複雑な思いが、母の帰還によって露わになりやがて解きほぐされていく。3人3様の葛藤とそこを乗り越えていく様が端的に描かれていて、いい映画を見たという充足感があった。俳優陣がとにかく皆素晴らしかった。田中裕子はもちろん、怒りや悲しみや苛立ち、複雑な想いをそれぞれの形で体現する佐藤健鈴木亮平松岡茉優。そして佐々木蔵之介が実に良かった。監督、俳優陣の素晴らしい仕事ぶりが相乗効果を生み、作品の中で見事に結実している。

森達也監督「i 新聞記者ドキュメント」を観た。官邸記者会見で鋭い質問を投げかける東京新聞社会部の記者・望月衣塑子を追ったドキュメンタリー。単純に政権を批判する作品ではない。もちろん映しだされる政権の有様は異常だが、それを取り巻くこの国のジャーナリズムもまた異常だ。一人目立ってしまう望月記者だが、聞くべきことを聞く。という極めて基本的なジャーナリストの仕事をやっているだけ。それが浮いてしまうのはいかにその基本を誰もやっていないかだ。右も左も無い。政権がどう変わろうとジャーナリストの仕事は変わらないのだ。映画は望月記者の姿を通して「新聞記者」の仕事とは何かを問う。そしてそれと同時に、イデオロギーとは関係なく、個人として何をおかしいと思うのか。「i」私は何をおかしいと考え、どう行動するのかを問われる。

1995年は結婚した年だな。子供も来年には大学を出る。なんとかそれなりに頑張ってきたもんだ。

2019/11/21

KIRINJIの新作「cherish」聴いた!アーバンにして野蛮、バンバンと飛び出すキラーフレーズ、最新作が最高作を更新する名盤。万歳と叫びたくなる傑作ではないか。

2019/11/23

「大阪韓国映画祭」でイ・チャングン監督「ロマン」を観る。仕事一筋の頑固親父・ナンボン。妻が認知症になり、その症状が重くなる中、自身もまた認知症の症状が現れ…という話。家族の為に懸命に生きてきた時代遅れの男が辿りついた先には老い、そして家族の問題が。ビターな人生譚。主人公を演じるのは名優イ・スンジェ。家族への愛情を深く持ちながらあまりに不器用でそれを伝えられず、頑固で自分勝手な振る舞いしかできない男を見事に演じる。でそんなイ・スンジェさん、今回の大阪韓国映画祭ゲストとして明日来阪!トークイベント回抽選外れて残念

大阪韓国映画祭、2本目はイ・サンフン監督「怪しい隣人」。謎の事件が発生する中、現れた正体不明のホームレス。仲間外れの少女、実直な警備員、リストラされた会社員など一癖二癖ある街の人々と彼の触れ合いを描くハートフルコメディ。これ、めちゃくちゃ面白かった!モデル出身のイケメン俳優オ・ジホが、天丼からシモネタまでベタベタなギャグを連発。予定調和にも程がある展開も微笑ましく、気持ちの良いハートウォーミングさに溢れる。場内は爆笑、最後には観客から拍手が起こるまでに。石立鉄男主演の月曜ドラマランドみたいな快作。

2019/11/24

KARAのハラ死去。…悲しすぎるなぁ。これ以上の連鎖が起こらないことを祈る。

日本でのK-POP(特にガールズグループ)人気を牽引し、お茶の間レベルにまで浸透させたのは間違いなくKARAだった。その中でもハラは最大の功労者と言っていい。溌剌としたその立ち振る舞いは本当に輝いていたし魅力的だった。どれだけ多くの人が彼女の存在に救われただろう。悲しすぎるじゃないか

2019/11/27

イ・サングン監督「EXIT」を観た。突如街を襲う有毒ガス。ビルに取り残された無職の青年ヨンナムと山岳部の後輩ウィジュ。果たして二人はEXITできるのか!ってな面白パニックエンタメムービー。一難去ってまた一難、DIY精神で高層ビルからの脱出劇を試みる二人。ずーっとクライマックスな痛快作!主演は今や韓国映画界に欠かせないスター俳優、チョ・ジョンソク。そして我らが少女時代のユナ!ミュージカル出身のチョ・ジョンソクはさすがの動き。もちろんユナも負けて無い。どう考えても無理目なアクションも二人の身体性でカバー。そしてなんといってもユナの困り顔が最高!

 

2019年11月4日

3連休前の金曜夜は家族でダイアンのソロライブへ。大阪城にできたヨシモトの新しい劇場。最近のヨシモトという会社についてはいろいろ思うところあるが、芸人さん達は別。おもろい漫才を堪能。

土曜日は朝から大阪へ。シネマートで韓国映画「8番目の男」を。韓国初の陪審員裁判を描いたすこぶるおもしろい法廷劇。しかし観客の99%は女性。男性は観たところ4人ぐらい。男は一体どこにいる?

地下鉄で梅田に移動して細野さんのドキュメンタリー映画「NO SMOKING」を。世界中の音楽ファンに愛される細野さんの今の状況って最高じゃない。この多幸感が社会にまで広がればいいのだが。

で昼・夜兼でローマ軒のミートスパを。このジャンクな感じがたまらない。時々無性に食べたくなるんだよね。

さらに移動して梅田TRADにてカーネーションのライブ。最高にかっこいい音楽を堪能。リラックスしつつも次の一歩に踏み出す感じ。背中押されるなぁ。

こんな風にたっぷりとインプット。移動中はradikoで角田龍平さんの「蛤御門のヘン」と杉作さんの「どっきりナイト7」を。今最高におもしろい番組。いつかこんな番組を作りたいなぁと改めて。

で日曜。朝から録画していた「少年寅次郎」、「おげんさんといっしょ」是枝監督とケン・ローチ監督のBSでやったロングバージョンなどを。

そしてユナイテッドシネマで映画「閉鎖病棟」を観る。うーん。うーん…。なんというか描いてるようで描いてないというか。雰囲気はあるんだけど、何か足りない。

そして「いだてん」。今回も素晴らしい。素晴らしすぎる。真っ当なんだよなぁ。

で今日は7時起きで地域の防災訓練へ。しかし寒い。たっぷり4時間。帰ってナポリタンの昼食。妻と「GU」まで買い物。とりあえず数年ぶりに冬用のアウターを購入。最近、服はもっぱら「GU」。庶民だなぁ。

そのまま妻の実家へ。裏庭の柿を妻、義母といっしょに採る。しかし見事な柿が鈴なりになっていて採っても採っても追いつかない。疲れ果てて終了。

家に帰ればもう夕方。録画していたNHKの「東京ブラックホール」観てウトウト。

ってな連休。お笑いライブに音楽ライブ、映画3本にドキュメンタリーやドラマなど。しかし本を読む時間がない。