日々の泡。

popholic diary

正義をぶっとばせ

胸を痛めている。ここんとこの「領土」を巡る様々な問題に。悲しくてやりきれないよ、ホントに。
どちらもがそれぞれの正義を掲げぶつかりあってる。そりゃ俺だって思うよ、ひでーことしやがんな、大統領さんよぉって。でも、だからあの国はダメなんだ、嫌いなんだ、もう追い出しちゃえ、なに?あの国が好き、てめーは非国民だ!とは思わないし、そうなる感覚は理解できない。
まとまらないままに書き続ける。
俺はね、韓国の音楽や映画が大好きで、もっともっと知りたいと思ってる。旅行にだって行きたいし、言葉も覚えたいし、友達も欲しい。それに韓国の人にも日本の音楽や映画を観てほしいし、知ってほしい。
この問題に絡んで、K-POPアイドルを攻撃をする嫌韓の日本人がいる。同時に日本で活躍するK-POPアイドルを攻め立てる反日の韓国人がいる。それって何だろう?俺に言わせると、向きは違うけどさ、嫌韓の日本人と反日の韓国人って考え方の構造は同じだよね。俺には同じに見えるんだよ。君ら、喧嘩してるけど、考え方同じやで、むしろ話合うんちゃう?なんて思うのだ。
国と国で分けちゃうと無理があるんだ。何が何でも許したくない、自分の正義を押しつけ合いたい人たちと、様々な歴史や政治の溝を越えて、それでもわかり合いたい人たちとで分けりゃいい。
なんだかな、やっぱりうまくまとまらない。
でもさ、なんだろう、こういう政治の壁やなんやを飛び越えていくのがポップカルチャーだろ。俺は信じてるんだよ、やっぱりポップカルチャーの力を。戦争中にそれでもアメリカの音楽や映画を愛していた人がいたようにさ。だから、こんな時だから、声高に言いたい。俺は韓国の音楽や映画、ポップカルチャーが大好きだぜ。いっぱいの感動を貰ったし、喜びを貰ったからな。嫌いになんかなれないよ。
きっと韓国にもいるはずだよね。日本のアニメや音楽や映画が大好きだって韓国人が。手を取り合おうぜ。いつだって俺たちは大人しすぎた。声がでかくて、暴力的で、攻撃的な奴らに反旗を翻そう。
正義なんて糞くらえだ。歴史の溝も政治の壁も、んなことわかってる。それでもわかり合いたいんだよ。愛し合いたいんだよ。きっと越えられるはずだろ。やっとここまで来たんだぜ。俺たちの正気で世界を変えようぜ。
一気にぶちまけたけどさ、これがホントの気持ちだ。