日々の泡。

popholic diary

ポップ中毒

昼休みにネット見てたら、川勝正幸さん死去の報。信じられない。
89年、当時ほとんどの音楽メディアから無視されていた「女王陛下のピチカート・ファイヴ」を、「宝島」誌で1ページ使って激賞していた川勝さん。それ読んで以来、川勝さんのファンになった。川勝さんの10年に及ぶ文章の集大成「ポップ中毒者の手記」が出たのが96年。もちろんリアルタイムで買ってるし、今もすぐ手に取れるとこに置いてある。そして今も「TVブロス」は川勝さんのコラムを最初に読む。
ポップカルチャーへの深い愛。愛すべきポップカルチャーを一人でも多くの人に伝えようとしていた人だと思う。一部の人だけに愛されておしまいじゃなくて、なんとか一人でも多くの人に届けたい、伝えたいと気持ちが文章や様々な仕事から感じられた。そこに共感したし、自分もそうありたいと思った。
98年、僕は「ポップ中毒=popholic」を名乗ってHP「OFF!音楽と笑いの日々」を開設した。そういうことだ。