日々の泡。

popholic diary

君に胸キュン

今年の四月はまだ寒くて春が来てない。そんな今日この頃ですが、更新です。
今日もポツポツ、ボソボソと。
にしても、世間の女子は「小雪」が嫌いだな。婦女子が口揃えて「マツケンにはがっかりやっ!」と嘆いてる様を見て、ちょっと…怖い…。「アラフォー女子はなぜ『小雪』が嫌いなのか」って新書がそのうち出るんじゃないか。
では今週の一枚。高野寛さんの新作「カメレオン・ポップ」が素晴らしい。「日本のミュージックシーン、最重要人物の一人」ともう15年ぐらい言い続けてるが、今作を聴いて改めてそう思ったな。音楽への真摯な態度と思慮深さ。間違いなく「今」のアルバムでありながら、同時に普遍的なポップスとして成立している。様々な実験やチャレンジをしながら、「歌ものポップス」としてメジャーシーンに真っ向から挑んでいる。全曲素晴らしいのだが、「雪どけ」には本当に痺れた。もちろん震災前に作られた歌だけど、今だからこその意味、響きがある。どこまでも優しく、ゆえにどこまでも強い歌。

カメレオン・ポップ

カメレオン・ポップ

ふいにつけたラジオから流れてきた歌。その一曲に、人は救われることもある。そう思って選曲してる。もしね、それがたった一人だったとしても、その歌によって勇気づけられたり、励みになったりすれば、その歌には意味があると思う。でも、ここにきて、なんというか「デリカシーのない“がんばろうソング”」に僕自身はちょっと疲れちゃっている。それもあって高野さんの「雪どけ」が沁みたんだよなぁ。もちろん大きな声で励ましたり、グイッと力強く引っ張ってくれる強さも必要だけど、その裏でそっと肩を抱いてくれるような思慮深い優しさを求めてる人も多いんじゃないかな。
で、ここから話はコロッと変わりますよ!
はい、K-POPのコーナーッ!
いや、もう書きたいことが多すぎるぜ。Girl's Dayブームが冷めやらぬ中、先週のDal★Shabetショックに続いて、今週はまたこんなグループがデビューっすよ。

大型新ガールズグループとして話題だったAPINKがついにデビュー。いや、そりゃね、40のおっさんがこれ見て喜んでたら気持ち悪いでしょう。わかるよ。引くでしょ、そりゃ。で、でもね。言わずにいれないんですよ、「さ、最高っ!」って。もうこのイントロのストリングスで掴まれたね。中学生の時、ポータブルロックの「春して、見つめて、恋して、キスして」聴いた時と同じ感覚になったんですよ。ってわかりにくいな。とにかく胸躍ってどうしようもないっすよ!
でもう一曲お聞きいただきましょか。

どうですか、お客さん。f(x)の新曲ですよ。どうよ、このクオリティの高さ!これぞK-POPシーンを牽引するSMエンタの底力。まー完璧すぎて、もはやため息しか出ません。ダンスのキレキレ具合、一見地味ながらジワジワと体内に侵食していくような楽曲の良さ。いや、かっこいい。40のおっさんながら憧れの対象として見ちゃうね。いや、逆に40のおっさんやからこのぐらいで抑えてますけどね、もし僕が14歳の女子中学生やったらカバンにステッカー貼ってますよ。
しかしもう大変。木曜は「Mカウントダウン」、金曜は「ミュージックバンク」、土曜は「音楽中心」、日曜は「人気歌謡」と週末の韓国音楽番組チェックに追われて、追われて…。
ってホントに何やってんだっ、俺!