日々の泡。

popholic diary

この世では豚

昨晩はBSで「ワールドハピネス」。様々なとこでレポは読ましてもらってたのでおおまかな流れは掴みつつ。やっぱ東京はいいなぁと思うが、あのいっぱいの人の中でライブ観る体力的自信がもうない。
で8時起床。まどろみながらNHK「やさいの時間」観る。で午前中は庭いじり。芝刈り(芝っつーかほとんど雑草だが)して水菜の間引き。順調な水菜に反してミニ畑に蒔いたチンゲンサイは、ダンゴムシにやられ壊滅。プランターで再挑戦することに。ピーマンは驚異的に大豊作。悲喜こもごもの菜園生活。
娘は学校行事で一日いないし、妻は娘の部屋の大掃除。暇を持て余しパルコへ。紀伊国屋西寺郷太「新しいマイケルジャクソンの教科書」購入。待ちに待った一冊。で今日もまた映画を一本。松本人志監督「しんぼる」観る。
うーむ。映画としては、はっきり言ってつまんない。この「つまんない」もどっちにも転ぶ。そう言いながら、多分DVD出たら買うもん。でもなんだろうな。やっぱりこれは映画ではなくて、松本人志の新作コント、いやコントという言い方もどうか、とにかく新しい「笑いの作品」。たまたま映画館で上映されるフォーマットで作られてるけど。僕は松本人志のかなりのファンなので、1800円払ってでもやっぱり観たいし、そういう意味では十分納得。ただ誰もが納得できる1800円かはわからん。内容は説明のしようもないし、する必要もないだろう。いうなれば「一人ごっつ」ですわ。難解かといえば全然そんなことなくて、極めてハードルは低め設定。笑いの方程式を方程式のまま見せるようなシンプルさ。それゆえに難しく感じてしまうという。大爆笑できる作品かと言えば、そうじゃないし、かといって笑えないかというと、実際声出して笑ったとこは結構ある。それに最後まで“どこ行くんだろ”と目は離せない。っつーね。このなんだかモヤモヤっとしたものが残る感じは松本印であることは間違いない。うーむ。やっぱりこれは映画ではない。映画の中に収まってるものじゃなくて、松本人志の中の「大画面コント(便宜上、映画と言ってますけどね-)」という一ジャンルとして収まってるものなんだな。