日々の泡。

popholic diary

日暮れ道

休日。滋賀会館で朝市をやってたので覗く。白菜を買うつもりだったが、目前で売り切れ。かわりにみず菜を買う。豚汁のふるまいをもらってほっこり。寒い日は豚汁が美味いんだよねぇ。かあちゃ〜ん(千昌夫のマネで)。
娘はそろばん教室のクリスマスパーティーに出かけて行ったので、一人HDDチェック。「にけつっ」まとめ見。パルコに行ってタワーで二階堂和美「ニカセトラ」購入。もはや2倍ポイントでは満足できず、3倍ポイントの時しか買わなくなってるな。紀伊国屋町山智浩キャプテン・アメリカはなぜ死んだか」購入。中古盤市やってたので覗くも収穫なし。
それから映画を一本。滋賀会館シネマホールで中村義洋監督「ジャージの二人」観る。
カメラマンの父と無職の息子、二人が避暑地の山荘で過ごす何もない数日。ジャージを身につけた二人の徹底的に呑気な数日間が描かれる。どちらも私生活に問題を抱えながら、ひと時そこから抜け出し何もない数日を過ごす。いや、ホントに何もない数日の物語で、盛り上がりどころをうまく避けて通るような作品。じゃ退屈だったかというと、なぜか妙に面白いのだ。そ、時々こんな風に日常から抜け出すってのも人生には必要なのだ。難しいことはとりあえず一旦置いといて。なんだか、男として全面支持って感じなのだ。父親役に鮎川誠(!)をキャスティングした時点で成功。彼のナチュラルボーンな演技(なのか)が素晴らしい。息子役の堺雅人とのコンビが絶妙で何もない物語に奥行きが出た。それと大橋好規による音楽も良かった。