日々の泡。

popholic diary

Frederick

金曜。ド忙しい1日ながら早退。男には仕事より大切なものがあるんだ。とかなんとか。今日はライブだ。
鈴木祥子磔磔。久しぶり。祥子さんと磔磔の相性の良さはもう何回も体験してるから、期待も高まる。
ここ最近の祥子さんのライブは、ナーバスになりすぎてるのか、ステージと客席の距離が縮まらない感じでちょっと辛い場面も少なくなかったのだが、今日のライブは実に良かった。言うまでも無く彼女のソングライターとしての力量たるや生半可なものじゃない。キャッチーで胸に残るメロディーはバカラック筒美京平の後継者にもなりうるだろう。が、それ以上に彼女は芸術家だった。身を削るように作られた歌は、胸に杭を打ちつける。ロック、ポップスといった枠をはるかに超えてしまう凄み。ある種、実験的なステージでもあったが、それは大正解である。もうどう言われたって何も気にしなくていいと思う。魂の向かう方へ進めばいい。それはきっと正しい。そんなわけで続きは後日。
amazonから2日前に届いた細野晴臣&東京シャイネスのDVD。今、ちょっと観てる。あの冬の日、京大西部講堂に居合わせたことは、大きな財産である。
以下覚書。
走り去る電車の音。かき消される犬の声。踏み切りの向こうに、あの頃の僕。