日々の泡。

popholic diary

大人の悩みに子供の涙

めざましテレビ中川翔子。そうか中川勝彦の娘だったのか、知らなんだなぁ。32歳の若さで亡くなった中川勝彦しょこたんの生き急ぎっぷりの原点はここにあったのか。なるほどーと妙に納得。子供の頃、毎週のように中野ブロードウェイに連れて行かれたとか、物心つくかつかないかで鬼太郎全巻与えられたなどグッとくるエピソードもあり、親子二代で紡がれる「中川家サーガ」に俄然興味湧く。
仕事終え、会社出ると空は真っ黒な雲に覆われている。光が射したと思えば、すぐにまた雲が覆い尽くす。いつでもそうだ。だから、もうこんな気持ちは「放っとく」だけ。
大人の悩みに子供の涙で今日聴いてたのはEye Don't Nose「大人の悩みに子供の涙」。ポカスカジャン+白井良明のユニット。これが、驚くぐらい本格派なアメリカンロックで実に素晴らしい。心して聴くべし。まずは省吾氏のド渋いブルース声、大人のロックの醍醐味。めちゃめちゃかっこいい。白井良明、大久保ノブオのツインヴォーカルで聞かせる「大人の悩みに子供の涙」。原曲はみうらじゅん、映画「アイデン&ティティ」で新たに白井良明により曲をつけられ大名曲になったこの曲、「大人の悩みに子供の涙を流すのさ」というサビがくるたびグッとくる。今、まさにグッとくるのだ。ま、なんつーか「大人の悩みに子供の涙」を流す感じなもんで…。それはまた別の話ですが。で、タマ伸也作の「EASY HELLO!」はユーモアを携えたアコースティックナンバー。耳に残るグッドメロディ、コーラスワークも楽しい。大久保ノブオのヴォーカルが光る「Happy Re:birthday」は作曲も大久保氏で、白井良明の勢いあるギターが最高。それにしてもここまでの作品とは思わなかった。ポカスカジャン3人のミュージシャンシップを見出し、引き出した白井良明の手腕。素晴らしいアルバム。ぜひ、聴いてほしい。