日々の泡。

popholic diary

少しもさめてない

やっと金曜、もう金曜なのか。ま、とにかく金曜だ。こちょこちょと仕事片付けて、今日は素早く退社。金曜の夜だからな、とびきりの美女と夜のデートだ!
…なんてことはあるはずもなく、自治会長になっちゃったもんだから、自治連合総会なるものに出席するはめに。前会長から、くれぐれも遅刻なきように言われてたのでそそくさと。ま、とにかく座っとけばいいだろうと軽く考えてたんだが、学区内にある40の自治会の会長が全員出席で、各団体の会長やら、小・中学校の校長まで揃う本格的なもの。平均年齢オーバー70、むせかえるほどの加齢臭。参ったね、こりゃ。机にはご丁寧に町名が書いたプレートが置かれ、とりあえず自分のとこの席に座る。うっ、確かにこれは遅刻して入っていける雰囲気じゃないな。全員、自己紹介させられるし、実際唯一遅刻してきた人は、後から一人で自己紹介させられてたよ。
うー、おもしろくねーと思いつつ、みっちり2時間。外出ると、やけに寒いや。
会の間、並び居る白髪頭やら禿頭を観ながら考える。5年後には40、10年後には45、20年後には55(生きてたら)か。まだまだ先なのかな、あっという間なのかな。でも考えたら20年前、15の頃のことは遥か昔でもなんでもなくて、つい昨日のことのようだ。初めて行ったライブハウスでドキドキしてた気持ち、ロックのロマンティックさに胸震わせたり、ポップミュージックに狂ったり、実のない片想いをしてみたり、とりあえず本屋に入り浸ったり、メモ片手にレコード屋巡りしたり、胸に開いた穴に飲み込まれたり…今と変わってないや。20年後もまだそんなことしてんのかな?
真心ブラザーズの新作「FINE」聴きながら歩く。YO-KING氏のヴォーカルとにかく素晴らしい!桜井氏のソフィスティケイトされたメロディーに、YO-KING氏の無骨で不器用なヴォーカルが乗る快感。「大人になれば/夏は終わるかな/なくならない夏はないかな」このフレーズの切実さとリアリティ。20年後もこの気持ちは消えない。
テレビで「僕らの音楽」。サンボマスター水道橋博士に真心まで登場!30分じゃ短すぎるよ。