日々の泡。

popholic diary

COME LIVE WITH ME ANGEL

蝉の鳴き声で起こされる。うるせーよ!と思いつつ、無かったら無かったでさびしいんだろうな。
昼、天下一品のこってりラーメン食べながら先輩と映画話。「タッチ」の試写に行ってきたというんで「どうでしたか?」と問う。「映画としては20点。でも、長澤まさみちゃんは100点!」とのこと。妙に納得。「タッチ」はもち中学時代、リアルタイムで読んでたしね。もう、胸をキュンキュンさせてましたよ。ま、その後「南ちゃんみたいな女の子はいない・・」という結論に達するんだけどね。その「タッチ」を映画化するなんて、明らかに無茶だけど、犬童一心監督が「監督を引き受けたのは、南役が長澤まさみだから・・」と語ったという話を聞いて、わかってらっしゃると思ったね。
で仕事後、試写会に行く。阪本順治監督「亡国のイージス」。普通なら観ないとこだけど阪本監督ならどうにかするだろうと思って。ま、中途半端な部分もあるんだけど、骨太な映画。真田広之佐藤浩一、寺尾聡、中井貴一、などなどまさに男祭り。みんな揃って眉間に皺を寄せてましたよ。でその中で敵役を演じる、ミスター横分け・中井貴一がなかなか良い。だてにミキプルーン飲んでないな・・と思わせる演技。あとは安藤政信の男前度が高かったな。
今日の通勤音楽はなぜかソウルミュージックが聴きたくなってMARVIN GAYE「I WANT YOU」。一言で言えば「エロ」、二言で言えば「エロエロ」なまさにスィートソウルミュージック。チキチキと刻まれるリズム、ギターがチャカポコチャカポコ鳴ってるとこに、もうメロウにも程があるストリングス。そしてマーヴィン・ゲイの歌声に男も濡れるね。R18指定間違いなし、鶴光も裸足で逃げ出すセクハラサウンド(なんだ、それ)。
僕ももう「おい、そこの中年!」と呼ばれれば振りかえるしかない年齢な訳ですよ。やっぱ、いつまでも「永遠の中学二年」ってのもまずいので男のフェロモンを得とくしていきたい。「亡国のイージス」しかり、マーヴィン・ゲイしかり、あんな風に「男汁」ほとばしらせて、もう婦女子メロメロみたいな感じに。なんなら「ちょいモテ親父」を目指していきたい。意味無く胸はだけてみたり、とりあえず眉間に皺寄せてみたりしてね。「長澤まさみちゃん、かわいーなー」とか言いながらシュークリームとか食べてる場合じゃないね。