日々の泡。

popholic diary

映画覚書

今日も更新してみよう。別に何もないけど。もう12月も半分以上が過ぎてしまった。あっという間に時間は流れる。なんとなく今年を振り返ってみるが、結局何にもしていない。
通勤中はいつもポッドキャストを聴いてる。「たまむすび」に「ビバリー昼ズ」、伊集院さんにタマフル、東京ポッド許可局など。そりゃ音楽聴く時間がないよね。でもタマフルの映画話とか楽しくてしょうがない。最近は音楽以上に映画にはまっている。映画は観れば見るほど見方がわかってくるものだから、一本一本が身になっていく感じがあるんだよね。
ということで覚書をTwitterから

今日は映画を一本。井筒和幸監督「黄金を抱いて翔べ」観てきた。男だらけのクライムムービー。バックストーリーを役者たちの目や立ち振る舞いで語らせ、いちいち説明せずにゴリゴリ進んでいく潔さ。匂い立ってくるような映画だった。

黄金を抱いて翔べ」。暗い目をしたチャンミンが素晴らしかった!そして中村ゆりさんが…エ、エ、エロかった…

井筒監督の男臭い一本。宇多丸さんも井筒監督本人に言ったそうだが、ラストにかかるアムロちゃんの駄曲が残念だった。エイベックス資本の映画ゆえの大人の事情ってのは、ま、観た人全員が気づいてはいたけど、それって悲しいことだよね。映画もアムロちゃんも得しない話。一体それって誰が望むの。そいつはバカなの。こういうことって仕事してるとよくあるんだよね。大概は代○店が悪いんだけどね。あっ言っちゃった。

今日は一日大阪に。朝からちょっとした用事済ませ、午後からは心斎橋で映画。ホン・サンス監督「次の朝は他人」、続けてもう一本「教授とわたし、そして映画」。酒とトークと男と女。男と女が飲んで喋ってキスをする。どちらもそういう映画、それだけの映画。でもそれが人生、それが面白い。

こちらはホン・サンス監督特集で観た2本。上でも書いてる通り、何か事件が起こるわけでもなく、ただ男と女がいて、酒を飲んで、喋って、キスしてるだけの映画なんだけど、なんだこの面白さは。面白いってのも違うかな。なんだかじわっと沁み込んでくる人間そのものの可笑しみ。「教授とわたし、そして映画」の主演女優はチャン・ユミさん。「トガニ」観てすっかりファンになった美人女優さん。やっぱりかわいくって好きだなぁ。