日々の泡。

popholic diary

パンの舟

昨晩、石田衣良「ブルータワー」読了。著者初のSF作品、う〜ん確かにうまい、おもろい。完成度、高し。難点を言えば、やはり優等生すぎるとこかな。屈折がないから、気持ちよく読めるんだけど。
で月曜。特になんてことなくお仕事。昼は吉野家ビーフカレー丼。前の牛カレー丼の学食みたいな安っぽい味のほうが好きだったな。
ASIN:B00005JYP8通勤の音楽はさいとうみわこ95年作「one dozen gentlemen」。鈴木慶一鈴木博文・直枝政太郎(現・政広)・青山陽一・大田譲・あがた森魚etc全12曲すべてデュエットという異色作。リリースはメトロトロンレコードから。お気に入りはやはり直枝さん、青山さんだなぁ。直枝さんとの曲「LOVIN'SPOONFUL」(このタイトルだけでも、グッとくる)のメロウネス、青山さんとの「花のトリコ」のエロティシズム、どちらも“節”が効いた名曲。前の会社にいた頃、出張が多くて月の半分はレンタカーで九州のドサ回りをしていた。そん時は毎回10本ぐらいカセットテープ持っていってたけど、このアルバムを録音したテープもよく持っていってた。聴くとふとその頃のことが思い出される。長崎市内から佐世保に向かう海岸線の風景とかね。不思議なもんだな。