日々の泡。

popholic diary

2004年1月上旬の話。

2004/1/1
朝7時に起きて「爆笑ヒットパレード」。今田耕司司会の第一部は若手中心。スピードワゴンの「認めない、私は認めないよ」がうけてたなぁ。でお雑煮食べて、毎年恒例、正月は実家の向日町へ。今年は実家、建て替え中の為、ほど近い祖母宅へ。母の作ったお節を演芸番組なんぞ見ながらダラダラと。娘は叔父さん(俺の兄貴)におもちゃを買ってもらい大喜び。これも毎年恒例。で建て替え中の実家見に行く。自分が20年ほど過ごした家は全て取り壊され新しい家がそこにはあった。まだ内装はできていない状態だが、まるで違う家。まぁ、家を建て直したいというのは両親が前から言っていたことだし、僕も大津から帰る気はないし、兄貴は東京でどうなることかわからんし、ということで二人の好きにすればいいことだ。いつもは1日泊まるのだが、今年はそういうことで帰って自宅で夕食。

2004/1/2
局のイベントがあって仕事。大型スーパーでビンゴ大会の為、正月客でにぎわう中、準備作業など。当然といえば当然だが、番組パーソナリティさんによるプロの仕切りでイベントは無事終了。後片付けして、スポンサーさんに挨拶して社に戻る。で仕事は終了。でそのまま京阪電車にのって妻の実家へ。夕飯をご馳走になって、今日はお泊りするという娘を残し妻と家へ。正月らしからぬ一日。

2004/1/3
朝からパルコへ。数年ぶりにスーツ購入。妻がバーゲン中の子供服など見てる間に紀伊国屋とタワーをうろちょろ。で今日も妻の実家へ。みんな集合ですき焼き。ちょうど食べたかったんだよね。でその後、義父、義兄、甥っ子と近くのボーリング場へ。あまり得意じゃないが、なぜかやたら調子良く、3ゲームやって3勝。141、137ときて最後は178という自己ベストまで飛び出す。今年はなにごともこの調子でいきたいもんだ。

2004/1/4
朝から滋賀会館まで映画観にいく。今敏監督「東京ゴッドファザーズ」。3人のホームレスを主人公にしたアニメーション。完璧。パーフェクトな映画で大拍手。魅力的な登場人物たち、演じるキャスト(ゲイのハナちゃんを演じた梅垣義明が素晴らしい)、現代的なテーマと映画的なおもしろさに満ちたストーリー展開、ラストのスペクタクル、これ完璧。実写よりも写実的な風景描写、や漫画的でありながら鼻につかない人物の動き、日本のアニメーション技術に今更ながら感動。そして映画を彩る音楽はムーンライダーズ!!ラストに流れるムーンライダーズによる「No9(第九)」が最高。その後、妻と家具屋回り。娘の机をどうするかということで調査開始。なかなか思うようなものがないなぁ。夜テレビで「猿の惑星」。随分、昔に見たはずだが詳細までは憶えてない。コーネリアス博士ってこんなに軽かったけとか思いつつ改めて見る。

2004/1/5
今日から仕事始め。朝から常務と得意先へ挨拶回り。昼は常務からラジオ局黎明期の話など聞きだしつつ昼食。午後からは同僚といっしょに京都まで広告業協会の新年会とやらに。まさに居場所なしで二人してそそくさと退散。

2004/1/6
今日も挨拶回り。上司、同僚ら4人で車に乗り込み京都へ。午後からは部長と落語の話とかしながら琵琶湖半周。で家では「モンティ・パイソン・スピークス!」読了。モンティ・パイソンについてはさして詳しいわけではない。ほとんど全てのサブカル野郎同様、必須科目として押さえていた程度。大学時代「アンド・ナウ」から「ミーニング・オブ・ライフ」までの映画やベストコント集、「ラットルズ」とか「ワンダとダイヤと優しい奴ら」「未来世紀ブラジル」なんていうその後のソロ作は一応チェック済み。
で今「フォルティ・タワーズ」を観てることもあり、再度モンティ・パイソンのおさらいをという訳。クールなジョンに熱いテリージョーンズの対比などそれぞれがそれぞれの立場からかなり突っ込んだ話をしており、おもろ。「さよならグレアム」の章が特にグッときた。メンバーの対グレアム評は英国人らしく皮肉たっぷりだったり、辛らつだったりするんだが、それでもグレアムの抜けた穴の大きさを埋めることができないという事実をしっかり理解している感がにじみ出てて、やはりチームとして新しいモノを作ってきた彼らの目に見えない絆の深さがいい。これにならって日本でも「ドリフターズ・スピークス」を作ってほしい。長さんが死ぬ前にぜひ。

2004/1/7
今日は午後からパーソナリティさん、ADさんと八日市まで取材。最近はテレビの情報番組とかでお店の紹介とかやってるの見ても、これ営業的にいくらぐらいお金発生してるのかな?などと思っちゃう。

2004/1/8
家に帰ると妻と娘が「えなりかずき一休さん」見てる。ご飯食べながらいっしょに見るが、これはまさに「月曜ドラマランド2004」ではないか。わかりやすすぎるストーリーにベタな笑い、それにこのタイトル。しかしこの「えなりかずきの~」ってのはいいね。どんどん「えなり」をキャスティングしてシリーズ化して欲しいね。「えなりかずき白い巨塔」なんてどうだろう。えなり、大人の芝居に挑戦なんてね。さらに「えなりかずきのかまきり夫人」とかね、よくわからないが。ハリウッドにも進出して欲しい。「えなりかずきバットマン」とか「えなりかずきのプリティウーマン」、「えなりかずきの007」なんてのも悪くないかも。

2004/1/9
会社帰り、先輩と軽く飲み。マニアックなトークに「お前はほんまに無駄な知識多いなぁ」とあきれられるもオモロ。結局、3時間ぐらい飲む。

2004/1/10
休日。妻はバイトで娘は友達と遊びというパターン。娘の様子を気にしつつ、部屋でPCいじり。どうしたことかフォントがほぼ破壊されとる!という非常事態。ついに初期化するしかない状態に陥り、バックアップ作業を延々と。暇なので昔とったビデオを見ながら。「夜ヒット」出演中のビートニクス(バックにはデビュー前の高野寛鈴木祥子が)や懐かしいPINKやARBのライブとか。

2004/1/11
実家から両親。ソファーを探す母につきあい皆で家具屋めぐり。4,5件回り、最終的に気に入ったものが見つかり購入する母。これで一日終了。夜はとりあえず「新撰組!」なんぞ見つつ。年末に買った「大長編ドラえもん大全集」読了。「のび太の恐竜」から「のび太の魔界大冒険」まで6本1000P強で980円というお得版。いつか読まなきゃならないだろうと思っていたドラえもん大長編。いや、実によく出来ている。いつものドラえもん的日常からちょっとしたきっかけで一気に壮大なる冒険が始まる展開のうまさ、迫りくる危機に、お馴染みのアイテムをパズル的に組み合わせすり抜けていくスリル、張り巡らされた複線がドンとみごとにはまるラスト。ちょっと手に汗にぎりつつ読み込む。しかし自分が子供の頃、親父が漫画それもドラえもんとか必死で読んでる姿なんて想像すらできなかったが。でもこの藤子F不二雄のセンスオブワンダーは大人だからこそ描けたもので、漫画という優れた文化は絶対バカにしてはいけないものだと思う。俺は、野球とゴルフの話しかできない大人にはならないって20年前に誓ったからね。

2004/1/12
毎年恒例の「ABCお笑い新人コンクール」。優勝は「千鳥」。これについては物言いだなぁ。どう考えても「友近」だろう。友近はうまい。笑いに無理がない。ネタDVD発売してくれ。で妻と私のイチオシはやはり「南海キャンディーズ」である。04年、最も注目のコンビは南海キャンディーズであります。OFF!!は今後も大プッシュしますよ。一応チェックということで妻がキムタク主演のドラマ見てたが、俺には耐えられないなぁ。キムタクの演技って2分みたらお腹いっぱいというか、なんかムカっ腹たってくるんやもん。キムタクより「南海キャンディーズ」に一票という一日。

2004/1/13
地道な営業仕事。会社に貢献というのがテーマではあるが、今年は自分が興味があるとこにどんどん行っていこうと思う。仕事に繋がれば一番だが、裏テーマとして自分の好奇心を満たしてやろうとか思いつつ。帰って妻が見てる草ナギ(漢字変換面倒なのでカタカナ)剛主演のドラマを横から。なんか重いなぁ、これ。

2004/1/14
会社帰りに先輩と軽く飲み。お好み焼き食べてビール飲んで3人で3000円というリーズナブルな店で。新年会の出し物を脱線しつつ検討したりしながら。

2004/1/15
今日も一日外回り。特に何ということもなし。まぁそういうもんだ。