2015/8/16
昨日は実家&墓参り。近くに住む祖母のところにも寄る。95歳になる祖母。祖母の人生についてちょこちょこと話を聞いてみる。戦争中の京都の話など。先日は仕事で大津に住む89歳の方に70年前の話を聞いた。戦争の時代を生きた人に話を聴くことが今ならまだできる。
昨晩のETV特集「書きかえられた沖縄戦」も強烈だった。戦争は国家が国民を守るもんじゃないんだな。国家が国民を殺し、殺させるものが戦争なんだと思った。国民に謝罪を背負わせてはならない。でも国家を担うもの、少なくとも政治家は謝罪の責任を背負うべきなんじゃないか。自戒の念も込めて。
で今日は元特攻隊員、立命館大学名誉教授、歴史学者の岩井忠熊さんの講演を聴く。負けることがわかった上で、次々と国民を死に追いやった戦争。その地獄絵図。歴史を知ることの重要性。妄想の近代史に生きる政治家の言葉にはない重みがそこにはあった。
2015/8/17
今日は夏休みを1日。映画館へ。イ・ドユン監督「コンフェッション 友の告白」観てきた。真面目なヒョンテ、要領のいいインチョル、間抜けなミンス。深い友情で結ばれる3人。ある保険金詐欺計画から始まる最悪の偶然が3人の人生を狂わせるってな話。緊迫感が高まりつつひたすら破滅に向かう物語。仲間を想いながら相反するそれぞれの運命。韓国映画らしい息の詰まるような濃厚さを堪能。チソン、チュ・ジフンの男前二人もいいが、ミンスを演じるイ・グァンスが圧倒的な存在感と振り幅の広い演技で強い印象を残す。
で次は台湾映画を。チャン・ロンジー監督「共犯」観てきた。女子学生の自殺現場に偶然居合わせたホアン、イエ、リンの3人。事件をきっかけに仲良くなった3人は、彼女の死の真相に迫ろうとするってな話。物語の面白さもさることながら語り口の新鮮さよ。なんたる瑞々しさ!凄い!超がつくお薦め作!もうオープニングタイトルから持ってかれた。ポスタービジュアルもめちゃめちゃお洒落でかっこいいんだが、もう全ショット眩暈がするぐらいセンス良くってそれが少年少女達の繊細でヒリヒリするような感性を見事に表現している。物語と映像、そして音使いにずっと興奮させられっぱなし。監督の前作「光にふれる」は実に端正で優しい作品であったが、今作は触れたら壊れてしまうような危うさとビシビシに研ぎ澄まされた繊細さがある全く違ったアプローチ。チャン・ロンジー監督、もう完全に覚えた。この監督は凄い。早くも新作が待ち遠しい。予測がつかない青春ミステリー。孤独、不安、悪意…少年少女を取り巻く日常に潜む闇。参った、唸った。ウー・チエンホー、チェン・カイユアン、トン・ユィカイの思春期の少年だけが持つ高い感受性が浮き立つ演技。素晴らしかった。しつこく映画「共犯」。そして自殺した女学生シャーを演じるヤオ・アイニンがもう!その謎めき、悲しみを湛えた超絶美少女ぶりに悶絶!さらに同級生役のウェン・チェンリン、ホアンの妹を演じるサニー・ホンも合わせて、まるで江口寿史のイラストから抜け出てきたような美少女っぷりに驚愕!ということで映画「共犯」。2015年を代表する青春映画。機会があればぜひ観てほしい傑作です。
2015/8/22
あまりにも好みの音!思わずAL発注しちゃった。アレンジに漂う鈴木さえ子感!
イマイチ盛り上がりに欠ける少女時代のカムバ。ジェシカの不在がジワジワと効いてる。しかしボーカルグループとしての魅力がわかる曲ではある。サニー、ヒョヨンがいい味出してる
Girls' Generation 소녀시대 'Lion Heart' MV - YouTube
ソネ、ソヒの2枚看板を失ったワンガだが、女っぷりを上げて出戻ったソンミに、まさかのバンドコンセプトで完全にREBOOT。80's感溢れる楽曲もいい。ALも愛聴中
[kbs world] 뮤직뱅크 - 원더걸스, 4인 4색 다채로운 걸밴드의 매력'I FEEL YOU'.20150821 - YouTube
ステージではあてぶりだが、実際に楽器猛練習してるメンバー達。プロですなぁ。
Real WG "The Secret of Wonder Girls' Comeback" - ep01. The Secret of Band - YouTube
松尾スズキ&清水ミチコの「うっとりラジオショー」面白すぎる!
2015/8/24
百花繚乱の次世代ガールズグループ。ついにDSPからの刺客が!品のいいアイドルポップス、良曲也!
[MV] APRIL(에이프릴) _ Dream Candy(꿈사탕) - YouTube
2015/8/28
歌声もアレンジも素敵。いい曲だなぁ。ユン・ジョンシン率いるMYSTICに外れ無し状態ですな。
[MV] 장재인 Jang Jane - Love Me Do - YouTube
会社帰りに映画を一本。セス・マクファーレン監督「ted2」観てきた。下ネタ&ハッパネタ、80's小ネタに贅沢過ぎるカメオ出演。前作以上に単純に楽しめた。オープニングタイトルのミュージカルシーンでグッと掴まれたなぁ。でも100%理解するのは日本育ちだとさすがに難しいね。
2015/8/29
京都へ出て映画。タナダユキ監督「ロマンス」観てきた。特急ロマンスカーのアテンダント・鉢子と胡散臭い映画プロデューサー・桜庭。偶然出会った2人がひょんなことから箱根で1日過ごすことに…。不意に訪れた休日の物語。予測のつかない一日が人生にもたらす効用。不思議と優しい映画であった。主演の大島優子は華があるアイドルだが、華を消すことが出来る女優。器用貧乏の切なさが感じられて好きだなぁ。あと全力疾走するシーンがあって、これが最高。
で映画館移動してもう一本。ダン・ギルロイ監督「ナイトクローラー」観る。仕事にあぶれコソ泥で日銭を稼ぐルー。偶然通りかかった事故現場で、その映像を撮ってテレビ局に売るカメラマンの存在を知る。ルーは夜な夜なカメラを抱え過激な映像を求め彷徨う。めちゃめちゃ面白かった!文句なしのお薦め!高視聴率を狙うテレビ局のエスカレートする要求に黙々と応えるルー。善人が狂気の世界に巻き込まれて…というのとは違って、この主人公自身は最初っから狂気に取りつかれている。クレイジーな人間がクレイジーな世界と出会って水を得た魚のようにクレイジーさを増していく。主人公は野心を剥き出しにするビジネスマンでもある。どんな悲惨な事故も事件も彼にとってはただの素材にしか過ぎない。目的の為の手段でそこには正義も倫理も存在しないのだ。自身の成功にしかピントが合っていない。彼が出会う狂気の世界は現代そのものなのだ。とにかく主人公を演じるジェイク・ギレンホールが凄い。こけた頬とギラギラした大きな目。狂気がひたひたに満ちている絶対関わり合いたくない「ヤバイ人」感。徹底して自分の論理の中にいて、情緒が一切ない。怖っ。「成功」や「金」にしかピントが合っていない。それ以外はもはや屁とも感じていない。その目的の為なら、手段は選ばないこの狂気の感じ。どっかの元IT社長とか最近話題の利己的議員なんかにも感じるなぁ。
2015/8/30
もはやあまり評価されてない少女時代の新曲だが、こういうパフォーマンス観ると腐っても少女時代といいますか、最高ですね、やっぱり。実験性は皆無ですが
[kbs world] 뮤직뱅크 - 소녀시대, 오늘보다 내일 더 사랑스러워 'Lion Heart'.20150828 - YouTube
朝から近所の映画館で一本。ロイ・アンダーソン監督「さよなら、人類」観てきた。物語は…ってな説明も無意味、世界を俯瞰で眺めながら、人生のひと時を切り取って…いや、なんというか不可思議な世界の断片を映し出す究極の映画。強いて言うなら「ロイ・アンダーソンのごっつえぇ感じ」ですわ
お隣の局でカーネーション特集。正直、羨ましくもあり悔しくもある。作りたかった。うーん、やっぱり、あー悔しい!つーか、頑張れ、俺。いまだ復活できない「POP DIVER」。なぜか?単純に誰からも求められてないから。これが現実だ。復活の条件は一つ。スポンサーがつくこと。逆に言えばそれさえクリア出来れば始められる。営業回りから始めよう