日々の泡。

popholic diary

2014年1月上旬のTweet

2014/1/1

お正月。爆笑ヒットパレード観て、ちょっと会社に顔出して、それから実家へ。子供の頃はちっとも美味いと思わなかったおせちが今は楽しみになっている。母の手作りおせち。いちいち美味いんだこれが。

さて今年はどんな年になるのか。昨年以上に伏線を回収しながら伏線を張っていく年にしたいな。あと「出会いに照れない」。ここ数年のテーマだが、元来めちゃめちゃに人見知りなのでなかなかうまくいかない。でももう43歳なのでいつまでもシャイボーイを気取ってる場合じゃないのだ

2014/1/4

今日は京都まで出て今年初映画。吉田恵輔監督「麦子さんと」観てきた。新年早々いい映画観た!吉田監督の前作「ばしゃ馬さんとビッグマウス」もそうだったけど、主人公だけじゃなく出てくる人それぞれに物語があるってことを感じさせる。そしてそのことがまた物語の核になっている。子供の頃は、親は親としか見られなかった。自分の人生の中にいる親という登場人物。しかし大人になって、親にもまた人生があり、物語があるのだということを知った。いや、そのことを知ることで、大人になったのだ。大仰に泣かせる映画でもないし、感動巨編なんてものとは程遠い。ちょっと笑いながら観られて、でもしっかり胸に届く。好きだなぁ、こういうの。生真面目で頑なで不器用な主人公を演じる堀北真希ちゃんがめちゃめちゃはまり役で素晴らしかったな。代表作出た!という感じ。あといい加減さと優しさが入り混じった主人公の兄役、松田龍平も良かった。自分以外の人。それぞれがそれぞれの物語があり人生を生きてる。そこには多種多様な考えがあり生き方がある。そんな他者の物語にどれだけ想いを馳せられるか。他者を認めるというのは簡単なようで難しい。でも映画を観ることでそのことを学んでるような気がする。

2014/1/6

BSで「ローカル路線バスの旅」観終わった。いつ見ても確実に楽しいなー。休み終わったとこだけど、旅に出たいっ

「A LONG VACATION」はカセットで聴いていた。ソニーのクロームテープ。30年も前の話。今週の「POP DIVER」は大瀧さんの特集。別の内容で作り終わっていたが、改めて大瀧さんの音楽を聴いて欲しいと思って、正月に会社出て作り直した。とても15分では無理だけど、何もしないではいられなかった。

2014/1/9

今日の「POP DIVER」は大滝詠一特集。正直、俺レベルでやっていいのかという想いもあって、ずっとやるべきかやらざるべきか迷ってた。他番組であまりかかってなかったので聞いてみると、20代、30代のスタッフたちは知識も少ないし下手に扱えないという気持ちがあるということだった。そんな話を聞いて、あーそれは音楽にとって不幸だなという気がした。もっと音楽を自由にしてやりたいし、音楽から自由になりたい。もちろん様々な知識の上で聴く楽しみもあるし、それもわかるのだけど、ここで扉しめちゃ意味がない。一人でも多くの人に聴かれるべきだなと思って。ということで4曲でまとめられるわけないけど、自分が聴いて衝撃を受けた曲を選んだ。「春よ来い」は高校生の時に聴いて、単純にすげーかっこいいな!って思った曲。大滝詠一ってこんなロックなボーカリストだったんだって。「指切り」はピチカートのカバーの方が最初。「大瀧詠一」は後追いで聴いたアルバム。大瀧さんのアルバムでは実はこれが一番良く聴いた。吉田美奈子「FRAPPER」は大学生の頃、やたら好きで聴いてたな。当時、達郎さんの旧譜とかこつこつ集めては聴いてた。今回会社のスタジオで「夢で逢えたら」を爆音で聴いたら、もう震えるほど素晴らしくって改めて大感動した。で「君は天然色」。駅前のレンタルレコード屋「黎紅堂」で借りた「ロンバケ」をSONYのカセットに落としたのは兄貴だった。それを借りて聴いたのが最初の大滝体験。だから「君は天然色」は最初の衝撃だ。これも改めて爆音で聴いて痺れたなー。なので今日の選曲は「あの頃の俺」に向けての選曲。まー基本的に全ての選曲はそうでしかできないのだけど。どこかで誰かが、あの頃の俺みたいな奴が、ラジオ聴いて、その音楽に衝撃受けてくれたら嬉しい。初めての大滝体験が「POP DIVER」だったとしたらこの上ない喜びだ。