日々の泡。

popholic diary

最後まで楽しもう

Seven&Bi-decadeさて、ここんとこ毎日のように聴いてるのが吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズ「Seven&Bi-decade」。音の楽しみに満ちたアルバム。親父達の笑えるボヤキ芸、この感覚まるで寄席で落語を聞いてるようだ。スウィンギンなイントロから「最近どう?近頃どう?」と呼びかける一曲目頭数秒で、いやなこと忘れられる。「IT Boogie」や「物件に出物なし2006(物件に偽装あり)」なんて世相を皮肉る曲も、落語家が「いや、しかしなんですな、最近の〜」と語りだすマクラのようで「切る」というより「ちょっとおちょくる」感じがたまらない。血圧が上がっていく様を歌った「150〜300」の人間臭い可笑し味。Leyonaが色っぽくてかわいいヴォーカルを聴かせる「SILENT GEORGE」も最高。
しかし、なんでこういう音楽がラジオから流れてこないのか理解に苦しむ。
で会社帰りにパルコへ寄って「木村祐一展」観る。入場料200円、ちょうど元が取れる感じで。それにしても昔々、深夜で「摩訶不思議ダウンタウンの…」なんて番組ゲラゲラ笑いながら見てたけど、当時まだ全国区では無名、関西でも2軍扱いだった木村祐一に今田、東野、板尾創路…いまや全国区で「笑いの強打者」としての地位を確立してるもんなぁ。そりゃレベル高かったはずだよ。