日々の泡。

popholic diary

ハンキーパンキー

目覚めがやたら悪い。タイミングが悪かったのか、バチッと目が開かない。昨日は早く寝たから寝不足ってわけではないのに、眠い。一日、調子悪し。なんとなく頭痛もするしすっきりしないなぁ。
外回りしながらラジオ聞いてたら、映画「サヨナラcolor」のサントラを紹介していた。高野寛のヴォーカルに永積タカシ原田郁子のコーラス。たまんないなぁ。竹中直人が「サヨナラcolor」というタイトルで、原田知世をヒロインに映画を撮る、音楽はハナレグミクラムボン、ナタリーワイズ・・って嫌いになる要素が全くない。このまえチラシを見つけて、嬉しくなったので友達に「これ、どうか考えても僕好みでしょ」と見せたら、「あなたの妄想、そのままの映画だねぇ」と笑われた。確かに。竹中直人監督作は、はっきり言って全部好き。それも相当、根深いとこで共感しての好きなのだ。「無能の人」を京都の映画館で一人観たのは、まだ学生の時だった。見終わって新京極を歩く僕の後ろには確実にゴンチチの音楽が流れてた。「119」における竹中監督の鈴木京香への眼差しに、やばいぐらい共感。淀川長治氏が「最低の映画」と酷評した「東京日和」は特に好きな作品。「そんなに私を見ないで・・」と言う中山美穂に悶絶しつつ、愛という不確かなものの難儀さと男と女の相容れない部分を痛感。「連弾」では壊れていく関係の向こう側に、新たな関係を築くことができるんだという希望に感動。おぉ、まさにテーマは「サヨナラから/はじまることが/たくさんあるんだよ」ということではないか。