日々の泡。

popholic diary

結婚のすべて

西川きよし師匠の娘・かの子結婚!ってここで終われば、どーでもいいニュースなのだが、相手が辻調理師専門学校の林先生とくれば話は別だ。いや、関西以外の人は「誰やねん」とお思いでしょうが、関西では「探偵ナイトスクープ」の人気サブキャラとして、また「八方のぐるぐるグルメ」(関西臭きついな、このタイトル)などなど関西ローカル番組、お料理ネタには欠かせない存在として、下手すりゃ「西川かの子」以上に有名人なのだ。その出すぎず、引きすぎず、絶妙の間で時に突っ込み、時にボケる芸風は、実に「通好み」。その林先生が50歳にして「西川ファミリー」入りとは驚いたねぇ。関西では話題騒然ですよっ!(多分・・・)
で西川ファミリーで思い出すことといったら、次男・弘志が「アイドル」として売り出し始めた頃、「ロックでデビュー」とかいうんで「夜のヒットスタジオ」に出演した時のことだ。「夜ヒット」といえば初恋の人とか恩師だとかドッキリゲストとの「ご対面」がお約束。「今日は弘志君の応援に駆けつけてくれた人がいるんですよ!」芳村真理の発言に、全国民がすぐ「きよし師匠」だと感づいた。その「読み」通りに現れたのは、目を目一杯見開いた「西川きよし」師匠その人だった。「ありがとうございますっ、よろしくお願いしますっ」と例の調子で司会者はじめゲスト皆に頭を下げるきよし師匠。「ロックでデビュー」ってんで目一杯かっこつけてきた弘志の、そんなきよし師匠を見つめる諦めにも似たその表情が忘れられない。西川弘志じゃなくて良かった・・まじでそう思ったね。唄う弘志の姿に時折インサートされる、目を目一杯見開いて手拍子をするキー坊。出来すぎのコントのような情景は笑いを通り越して悲しかった・・。
しかし西川ファミリー(いつまで西川ファミリーの話してるんだ、俺よ)で最も注目すべき人物は「きよしイズム」を濃厚に受け継ぐ、長男・忠志なのである。いずれ、そのオモロぶりは開花するであろう。いいツッコミ役がつけば、関西のお笑いイコンとして十分機能するはず。
それと月亭八方師匠の息子・八光も結婚の報。これも実にちっちゃいニュースなのだが、友人が「八光ねぇ・・興味ないなぁ・・興味ない・・全然、興味ない!」と気持ちいいぐらいバッサリと切り捨てたのが、ツボに入り爆笑してしまう。八光、確かに興味ないよ!
出先で京都国立近代美術館草間彌生展」のチラシを見つける。作品の前で白い顔、真っ赤な唇で目を見開く草間彌生があまりに強烈で、これは藤子F不二雄先生の傑作短編「劇画・オバQ」そっくりじゃないか!と見入ってしまう。笑わそうとしてるとしか思えん、このオバQは!ということでチラシ貰ってくる。とまさにその時、久しぶりに京都の友人からメール。見てみると「草間彌生展、行きましょ」と書いてあるではないか!なんたる偶然、なんたるミラクル。草間彌生の「惹き」の強さにちょっとびびる。
で夜は、今年初合気道。外は雪、寒い、寒すぎる。特に足の冷え具合は尋常じゃない。がそれでも30分ほどで身体が温まりだすから凄いね。今日も2時間みっちり練習。がんばりました。