日々の泡。

popholic diary

2001年5月上旬の話。

2001/5/1~15

5月1日。わが社はカレンダー通りの営業なのでもちろん仕事。ざくっと働き、ざくっと終わる。何にも無い一日。

仕事でいろいろあってどうもすっきりしない。仕事できる人を見ると俺にはそこまでできないなぁと落ち込み、仕事できない(しない)人見ると、ちゃんと仕事しようよといらつく。なかなか難しいね、仕事を進めるのは。

休日前はなんかまっすぐ帰る気がしない。中古盤屋によって、松田聖子の初期シングルをまとめ買いしたり、本屋によって雑誌いろいろ立ち読みしたり。でもなんかつまんない。なんなんだろう、この充実感の無さ。満ち足りた毎日ってどんなもんだろう。それなりに充実した仕事して、毎日ごはんも食べられて、かわいい娘もいて、それ以上俺は何を求めてるのかな?足りないものは結局、自分の中にあるんだろうな。

GW突入。が娘はじいさん、ばあさんに連れ去られ、妻はバイトにでかけ、一人ポツンと取り残される。しょーがないのでHPリニューアル作業をコシコシ。で昼から飲み会のため大阪へ。毎年行われる学生時代の仲間との飲み会。4時半というかなり中途半端な時間から一次会スタート。今回も卒業以来久々に会う後輩含めて計10名ほどでひたすら喋り続ける。2次会は店貸切でわいわいと楽し。ここんとこいろいろたまってたのでこうして損得抜きでバカ話してられるってのはいいなぁとつくづく。結局11時過ぎまで喋り続け終了。
「Beautiful Songs」のライブ盤聴きながらの帰宅。ラスト曲「それだけでうれしい」の喜びに満ちた演奏がたまらなくいい。こうして楽しく飲んだ夜はほんと「それだけでうれしい」という気分になる。

娘迎えに京都の実家まで。東京に住んでる兄貴も帰ってきてたのでみなで焼肉。
ここぞとばかり、喰う。親の金だと思うとデザートにシャーベットまで頼んだりできるからいいやね。でもこうして家族全員揃うのも年に一回あるかどうかになってきたな。しかし集まったからといって何話すってのもないんだけど。会ったら会ったでなんか照れくさいもんだし。最近は親父もインターネット始めたのでこれからはメールかな。たまに兄貴がHPの感想送ってくれるんだけど、なんかやけにうれしかったりもする。
なんつーか、やっぱ俺は弟で兄貴は兄貴なんだなと思う。いまだ何か弟体質な自分が情けなく感じることもあるがしょうがないね、弟は。

子供の日だというのに仕事。世間は最大9連休の大型連休だとか言ってるが、結局俺は最大2連休という超小型連休。つーか、2連休って世間は毎週のことじゃねーか。不完全週休2日制を導入してるわが社は最近ほぼ完全週休1日制になるつつあるからな。働けど働けどだな。じっと手のひらをみつめ、思わず苦笑い・・。

仕事終え、妻の実家へ。今日はお祭りで親戚一同勢ぞろい。娘含め女の子ばっかり5人もいてにぎやか。わーわーきゃーきゃーほほえましい。一人っ子の娘はこうして大勢で遊ぶのがよっぽど嬉しいんだろう、最後はふらふらになるまで大騒ぎ。

GW最終日。今日は妻がお出かけなので娘と二人。公園で遊んで、湖岸散歩してといういつものデートコースで楽しく過ごす。「とうちゃん、だいすき!」こんなこと言ってくれるのは娘しかいないしね。

娘といっしょにテレビで「おかあさんといっしょ」のコンサート見てたら、なにげに「たま」栗コーダーカルテット」が出演。教育テレビは結構通好みのミュージシャンを登場させてくるから侮れない。

ひさびさに大阪本社に出勤。あーだるい。万年5月病みたいな男だけど、ちょっと暖かくなってきた感じがどーも身体に悪いな。だるいし、眠いしどーしようもないな。なんだこのだらだらのぐずぐずの日記は!HPの日記らしく、とりあえず最近会社帰りにディスクマンで聴いた音源でも羅列しとこう。
The HIGH LLAMAS「SNOWBUG」
ヒックスビル「Sunset Blvd」
Everything But The Girl「Temperamental」
青山陽一「難破船のセイラー」
カーネーションSPY FOR THE BAND」
インスタントシトロン「BABY,YOU'RE LOVE」
クレモンティーヌ「アン・プリヴェ
オムニバス盤で「Mellow Bacharach」
市川美和子「PINUP GIRL」
小泉今日子「bambinater」
といったとこですかね。でどーにかこーにか一週間働いて久々に会社帰りタワーに寄り道。そう言や、ここんとこCD買ってなかったなぁと思いつつ、杉真理「POP MUSIC」、ドリームズヴィルのオムニバス盤「ドリーム・ア・リトル・ドリームズヴィル」購入。

休日。娘ばあさんに預けて妻と毎年恒例のシティボーイズコントライブ「ラハッスルきのこショー」観にいく。シティボーイズ中村ゆうじいとうせいこうという息のあったベストメンバー。今回から三木聡氏に代わり作・演出は坪田塁氏に。全体の印象としては若干おとなしめかなという印象。一つ一つのネタはそれぞれにおもしろいのだが、全体を通じてのナンセンスなグルーヴ感が薄らいだような気がする。でも毎回思うのだが、いい仕事ぶりである。音楽からパンフの編集、もちろん舞台そのものも完璧な仕事ぶりで見てて安心して笑える。

仕事、いろんな問題に巻き込まれたりしつつどうも調子悪し。こんなときはCD買うに限るとカーネーション直枝政広による映画「マンホール」のサントラ盤を。あわせてウッディアレン監督の87年作品「RADIO DAYS」のサントラ盤購入。それと本屋で戸川昌士「おまた猟盤日記」と文庫ででた長谷川町子サザエさんうちあけ話/似たもの一家」購入。