日々の泡。

popholic diary

2015年1月上旬のTweet

2015/1/3

「正月や 餅で押し出す 二年グソ」あけましておめでとうございます。もう3日ですが。元旦は京都の実家へ帰って、夕方滋賀に戻ろうとしたものの、大渋滞に巻き込まれ6時間後、結局実家へ引き返すという…。雪をなめちゃいけませんな。

ローカル路線バスの旅、蛭子×マルシアで波乱の予感!ローカル路線バスの旅。滋賀の見慣れた風景にちょっとテンション上がる。鯖街道にて開店前に入れてもらった店で出された鯖寿司に一切手を付けない蛭子さん!ローカル路線バスの旅。3日目以降マルシアほぼ喋ってない!今回はハードですな。マルシアの涙に爆笑する蛭子さん!

2015/1/11

仕事や家の用事で年明けからバタバタと忙しいのだが、やっと映画始め。マチエイ・ピエブシツア監督「幸せのありか」観てきた。舞台は1980年代から現在にかけてのポーランド。一人の脳性麻痺の青年の姿を追った実話をもとにした物語。邦題があまり良くないのだが、非常に考えさせられる強い作品。健常者と同じように知性と感情を持った青年、マテウシュ。しかし彼にはそのことを表現し伝えることが出来ない。幼少期から知的障害者だと思われやがて施設に入れられてしまう。人間でありながら植物のように扱われる彼の姿、そして聡明な彼の心の中が描かれる。物語は安い感動や涙に決して向かっては行かない。シビアな現実の中で、伝えられない彼が問題なのではなく、彼のことを理解する術がないことこそが問題であり、課題なのだということを突きつける。まだまだ解決すべき課題があるのだとハッとさせられる。でも社会的な小難しい映画ってわけじゃない。一人の青年の成長譚でもあり、普遍的な物語でもあるのだ。主演のダヴィド・オグロドニクが演技を完全に超えたド級の名演。素晴らしい作品だった。何度も言うようだけど悪いのは邦題だけ。「幸せの○○」ってタイトルは禁止にすべき。

で今日の2本目。ホン・サンス監督「自由が丘で」観てきた。主演は加瀬亮ということで話題性も高くほぼ満席。男と女がひたすら飲んで語らいキスをする毎度おなじみホン・サンス節。今回はそこに「時間」が組み込まれ、物語はさらに自由に軽妙に。なんたる不思議な居心地の良さ。あの街に迷い込みたい。まさにホン・サンス映画としかいいようがない。国籍など関係なく、韓国人だろうが日本人だろうがアメリカ人だろうがそこにいるのは人間に他ならない。そのしなやかで自由な強さ。あなたがいて私がいる。そこに会話が生まれ、関係が生まれる。もはや○○人なんて括りは要らないのだ。加瀬亮ムン・ソリやキム・ウィソンらとともに完全にホン・サンス映画の住人になっていて違和感が全くなかった。これからもホン・サンス映画にふらっと登場して欲しい。

「過ぎるTV」いきなり「明石家さんまヒストリー」に言及!

2015/1/12

本日は軽く仕事して映画を一本。ロバート・ロドリゲスフランク・ミラー監督「シン・シティ復讐の女神」観てきた。9年ぶりの新作。徹底した映像表現でそりゃもう魅せる魅せる。これは四の五の言わずに世界に入って楽しむべき映画。前作ではまだ少女の残り香さえあったジェシカ・アルバもすっかり貫禄ついたな。そしてエヴァ・グリーンの魔性の女ぶりと堂々たる脱ぎっぷりに痺れた。俊ちゃん風に言うならば「一度お願いしたい。」