日々の泡。

popholic diary

Little Love

そんな訳で昨日は、年内最終のライブ観戦。YUJI ONIKI&鈴木祥子「A WINTER TRAVELER'S TALE」@拾得へ。並んでるんだろうなーと開場30分前に行くと、案の定もうすでに数十人。おなじみめんちかつさん(id:nota10)さんの後ろに並び、どうもどうもと立ち話。それにしても寒い。入場時に並び順かメール受付順かでちょい揉め、一時騒然。止めようよライブ前にって気分。で入場。畳敷きのとこに座って開演を待つ。で鈴木祥子登場。ウーリッツァーの音、相変わらず良し。ピアノやギターもいいが、やっぱりウーリッツァーが一番好き。ここんとこの定番「Blackbird」、呟くように噛み締めるように歌う様に毎回ながらグッとくる。懐かしい「スティションワゴン」も嬉しかった。もはやスタンダードだな。ゲストに山本精一氏を迎えNeil Youngのカバー。この辺の、ちょっとザラついた感触の曲が祥子さんには似合う。本質的な部分で共鳴するのだろう。でYUJI ONIKIバンド。初めて聴いたが、これは洋楽だね。英詞ってこともあるが、曲の生い立ちが完全に洋楽のそれで、アメリカのロックの歴史や深みを感じさせるものだった。うまく言えないが一発で「あっ、本物」って思った。引き続き数曲。全てが見事にいい。で祥子さん交えて「ラジオのように」。がっつりバンド従えての鈴木祥子ライブを久しぶりに見たくなったな。豊かなバンドサウンドは気持ちがいい。アンコールにやったTHE BANDの「The Weight」がまた良かった。僕は洋楽不得意なんだが、「MUSIC FROM BIG PINK」は高校時代によく聴いた。あの特徴的なコーラスのとこ、これだよこれってな気分になる。でラストはウーリッツァー弾き語りで「have yourself a merry little christmas」。会場の一番後ろで、目を閉じて聴く。一年の終わり、冬の夜。今年起こった全ての出来事が、柔らかな光に包まれるような素晴らしい演奏。今年も多くの素晴らしい音楽に出会えた事を感謝。
で一夜明けて今日。月曜は容赦なくやってくる。机の上のメモの山にへこたれる。またドハードな1日。うっ、腰が痛い。っつーか重い。一休みもせず一気に片付けていったら、案外早く処理できた。残業もほどほどに帰宅。頭リフレッシュすべく紀伊国屋巡回。とりあえず本屋行くと気持ち落ち着く。そして帰って娘とべたべたする。これが一番心に効く。