日々の泡。

popholic diary

確かな光

昨晩、三遊亭円丈「御乱心」読了。・・・おもろすぎるっ!78年に勃発した「落語協会分裂騒動」その渦中に放り込まれた円丈師が8年後にその想いを書ききった問題作。そして05年、やっと見つけた(遠くからこの本をプレゼントしてくれた友達、ありがとー)本書を興奮して一気読み。
いやぁ、落語への想い、師匠への想い、そしてボロカスに書かれる円楽!が最高。これぜひ映画化して欲しいな。夜中キャスティング考えてたら寝られなくなっちゃった。
とりあえず円丈=阿部サダヲから考えて、狡猾なる円楽は役所広司に演じてもらいたい。情けなくもどこか笑えるさん生(後の川柳)は古田新太に、抜け目ないイヤな奴・円窓は八嶋智人、頼りないがいい人・円弥田辺誠一、それから特別出演的に談志=松尾スズキ志ん朝中井貴一でどうかな(これ、『御乱心』読んでなかったらサッパリわかりませんね)。しかしもう一人の主役、名人・円生役がどうしても浮かばない。三国連太郎か、いやいや伊東四郎か、いやちょっと違うなぁなどと誰にも頼まれてないのに、一人思案する。
で今日も一日バタバタで。あっという間に夜。
今日は、京都某所で友達と楽しい飲み会。今日はゲストを招いての拡大版で。相変わらず料理うまし、酒うまし、話楽しで最高。あっという間に4時間経過。幸せな気分で夜道歩く。
加藤千晶さんの「おせっかいカレンダー」のフライヤーにこんな「ごあいさつ」が載っている。「〜たとえば好きな物を『これ好きだ』と言う、大事な人を『大事だ』と、友達に『君は友達だ』と言う。別に今さら言わなくてもいいことかもしれないけど、なぜか言っても言っても言い尽くせない気がする。〜」
あっ、これって僕がこうして文章書いてる気持ちかもしれない。おせっかいにもう言っちゃいたい。これからも僕は「これ好きだ」って言い続けるよ。いっしょに楽しくお酒飲んでくれる、ここにコメント書いてくれる、遠くにいて僕のことを気にしてくれてる・・「君は友達だ」もうみんな本当に「大事だ」って思ってる。くそーっ、もうなんだか言っても言っても言い足りないぐらいにそう思ってるよ。
友達がお土産にくれた出町ふたばの豆大福。夜中、こそこそ食べる。いやぁ夜中にこそこそ食べる大福って最高においしいな!「夜の豆大福」。こんなタイトルの曲は、間違いなくバカな迷曲だろうな。