日々の泡。

popholic diary

終わらない歌

暑いけど、金曜の昼は天下一品のこってりラーメン。うまいんだか、どうなんだか。
午後から長浜まで。遠出になるので、ちゃっかり昇太師、喬太郎師の落語CDをカバンに忍ばせてきたのだ。
行きはまず昇太チビ師匠の「権助魚」。実に落語的なバカ話。昇太師匠のいくつになっても軽い感じは憧れるなぁ。「御神酒徳利」は焦り、もだえ、動きまくる師匠の姿が目に浮かぶ。徹底的に陽性で小難しくならない芸風、そんな師匠の呑気な古典二題。ゲラゲラ笑いながら車飛ばす。
で暑い中、汗だくになりつつ一仕事。
で帰りは柳家喬太郎喬太郎落語秘宝館・別館」。「冬のそなた」「国民ヤミ年金」「巣鴨の中心で、愛をさけぶ」の三題。タイトルから解るとおり、時事ネタ、賞味期限付きのキワモノ落語集。これが凄まじくオモロイ!!作家・喬太郎のナンセンスな狂気、演者・喬太郎の色気と技術。これはもう聞いてくれとしか言いようがない。ここで買えます。
落語のワザオギ http://www.wazaogi.jp
で9時過ぎ会社に帰り着く。なんだかんだと仕事片付けて10時退社。なんだか、寂しい金曜の夜。
we are PARANMAUM帰り道の音楽は話題のパーランマウム「we are PARANMAUM」。映画「リンダ リンダ リンダ」の劇中バンド「パーランマウム」のアルバム。ブルーハーツのカヴァー3曲に、オリジナル3曲。これが、これが、意外にも素晴らしいアルバム。ちょっと感動した。サウンドプロデュース&アレンジは白井良明。学祭バンドの下手さ具合、その絶妙なさじ加減。ピュアに響く音楽。もう一回言っとこう「素晴らしい!!」。なんつってもペ・ドゥナ嬢の歌声が最高。ファニーフェイスのペ・ドゥナ嬢については昨年観た韓国のやりすぎアクション大作「TUBE」ですっかり参っていたのだが、これで完全にやられた。真島昌利作のド名曲「終わらない歌」に魂を震わせ、松本隆作詞、白井良明作曲「蒼い心」は本年度ベストソングにしちゃってもいいぐらいに感動。「不思議にまっすぐな/生き方で/無邪気にむきだしに/歌ってあげる」(蒼い心)。また音楽に救われちゃったよ。